JR東日本など、大宮駅でFEEL TECHを活用した鉄道感覚伝達の実証実験を実施へ
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、株式会社JR東日本商事、NTTドコモビジネス株式会社の3社は、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア2026」において、感覚伝達技術を活用した鉄道コンテンツに関する体験の実証実験を実施します。
大宮駅西口イベントスペースに専用デバイスと映像を用いた体験環境を構築し、運転席の振動や車両メンテナンス業務の感覚を疑似体験できるコンテンツを提供します。JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」による実証実験の一環で、株式会社NTTドコモの「FEEL TECH®」を活用します。
感覚伝達技術を活用した実証実験の概要
本実証実験は、感覚伝達技術を活用し、普段は体験することが難しい鉄道車両や鉄道設備に触れる機会を提供する新たなサービスの創出を目的としています。株式会社NTTドコモの技術である「FEEL TECH®」は、人間の感覚をネットワークで拡張する「人間拡張基盤®」を用い、他者の動作や感覚を受け手の身体や感じ方に合わせて変換し共有するものです。
題材となるのは、JR東日本で列車の牽引や新車回送などで活躍し、2025年11月に営業運転を終了した新潟車両ベース(旧:新潟車両センター)所属の電気機関車「EF64」です。運転士が運転席で感じる車両の振動の疑似体験に加え、車両ベースの車両検査を担当する社員が実施する車両メンテナンス業務(主幹制御器の操作で制御装置や制御回路が正しく作動するか確認する空ノッチ試験等)の感覚を、専用デバイスと映像を通じて疑似体験できるコンテンツが用意されます。
引退車両など一般には体験が難しい鉄道車両や鉄道業務に触れる機会を創出するとともに、社員の知見や感覚再現技術を組み合わせることで、鉄道への興味関心の想起および体験者の満足度向上を目指すとしています。将来的には、オンラインでのコンテンツ提供などを通じて接点を広げ、継続的に鉄道の魅力を楽しめる展開を目指します。
体験ブースの内容と当日の流れ

実証実験の会場では、2つのブースで疑似体験が提供されます。


- 車両メンテナンスを振動で体感するブース: モニター前で指先および手首に専用デバイスを装着します。ハンドトラッキング技術による3Dの手を、車両検査を担当する社員が電気機関車「EF64」の車両メンテナンス(空ノッチ試験)を行う動作に合わせて操作し、検修社員が実際に感じる振動を疑似体験します。
- 運転士が運転席で感じる振動を体感するブース: モニター前にある専用デバイスの上に座り、年代アンケートに回答したうえで、電気機関車「EF64」の運転士が運転席で感じる車両の振動を疑似体験します。
来場者は受付で事前に購入したチケットの二次元コードを提示して体験し、終了後はアンケート用端末に感想を記入する流れとなります。
実証実験が行われる「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア2026」は、さいたま市の「鉄道文化」や「鉄道のまち大宮」をPRするため、JR東日本大宮事業本部とさいたま市が共同で開催するイベントです。開催およびチケット販売の詳細は以下の通りです。


- 実施期間: 2026年11月21日(土)
- 実施場所: JR大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区錦町630) 西口イベントスペース「とれいんすくえあ2026」内
- 体験時間: 10:00~16:00(最終受付15:40)
- 体験費用: 640円(税込)(体験者にはアンケートへの協力依頼あり)
- チケット販売日時: 2026年11月6日(金)12:00~
- チケット販売方法: JRE MALLチケット「JR東日本 大宮事業本部店」のページ(https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a005/a005-315)にて販売(申込みにはJRE MALLの会員登録が必要)
本記事は東日本旅客鉄道株式会社、株式会社JR東日本商事、NTTドコモビジネス株式会社の発表をもとに作成しています。

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