ASUS JAPAN、エッジAI向け「ASUS UGen」シリーズを10月16日発売へ
ASUS JAPAN株式会社は、エッジAIアクセラレーター「ASUS UGen300」シリーズ(全3モデル)および「ASUS UGen200」を発表した。発売は2026年10月16日(金)を予定している。
「ASUS UGen300」シリーズはHailo-10Hチップセットを搭載し、従来のビジョンAIに加えて生成AIの処理にも対応する。「ASUS UGen200」にはHailo-8Lチップセットが採用されており、エッジAIの導入コストを抑えたい用途に向けたエントリーモデルとして展開される。
最大40 TOPSを発揮するUGen300シリーズ
フラグシップの「ASUS UGen300」シリーズに搭載される「Hailo-10H」は、標準消費電力2.5Wを維持しながら最大40 TOPS(INT4)の推論性能を発揮するプロセッサである。専用の8GBまたは2GBのLPDDR4/4Xメモリと組み合わせることで、PC本体のメインRAMを圧迫せずに動作する。

これにより、リアルタイム画像認識や映像解析だけでなく、LLM(大規模言語モデル)やVLM(視覚言語モデル)、Whisperによる音声認識などの生成AIワークロードを、クラウドに依存せずローカル環境で処理できる。

ラインナップには、USB 3.2 Gen 2 (Type-C) ポートに接続して使用する「ASUS UGen300 USB AI Accelerator」と、標準的なM.2 2280スロットに対応する内蔵タイプの「UGen300 M2」が用意されている。USB外付けモデルはPCの分解を行わずにローカルAI処理能力を追加可能で、内蔵モデルは自作PCや産業用PC(IPC)、シングルボードコンピュータなどの省スペースな組込環境に適している。
「ASUS UGen200」に搭載された「Hailo-8L」チップは、最大13 TOPS(INT8)の処理性能を持つ。物体検知や画像分類、人物トラッキングといった従来のビジョンAIタスクに特化しており、標準消費電力を1.5Wに抑えている。
M.2 2280スロット(Key B+M)に対応した基板内蔵タイプで、スマートカメラや産業用センシングシステムへの組み込み、教育用開発プロトタイプなどの用途が想定されている。
省電力設計とクロスプラットフォーム対応
今回発表された製品は、UGen300シリーズで2.5W、UGen200で1.5Wという標準消費電力を特徴としており、熱設計や電力消費の制約があるエッジ環境やファンレス筐体、バッテリー駆動のポータブル機器でも発熱を抑えた24時間連続稼働に対応する。
対応環境としては、Windows、Linux、Android(※B2B向け)の各OS、および x86 / ARM アーキテクチャをサポートする。「UGen Utility」やGitHubを通じて150種類以上の事前学習済みAIモデル(Model Zoo)やサンプルコードが提供され、購入後すぐに開発や実証実験(PoC)に着手できる環境が整えられている。
製品情報一覧






- ASUS UGen300 USB AI Accelerator 8GB LPDDR4
https://www.asus.com/JP/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-usb-8g/
- ASUS UGen300 M2 AI Module 8GB LPDDR4
https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-m2-8g/
- ASUS UGen300 M2 AI Module 2GB LPDDR4X
https://www.asus.com/JP/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen300-m2-2g/
- ASUS UGen200 M2(B+M) AI Module
https://www.asus.com/jp/motherboards-components/ai-accelerator/ugen/ugen200-640ksr-m2/
本記事はASUS JAPAN株式会社の発表をもとに作成。
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