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TSP太陽の木造ユニットFLEXPANUSがGREEN×EXPO 2027会場で5棟完工

東京都目黒区に本社を置くTSP太陽株式会社(代表取締役社長:池澤 嘉悟)が独自開発した木造モジュールユニット「FLEXPANUS(フレキパナス)」のうち5棟が、横浜・上瀬谷で開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の会場内で完工しました。

会場内には計9棟が建設される計画で、今回完工したカフェやコンビニ等として活用される予定の5棟は各種検査を経て、2026年9月末に公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会への引き渡しが完了しました。今後は各出展者による内装工事が行われる予定です。

木材の循環と柔軟な拡張性を備えたモジュール建築

「FLEXPANUS」は、Flexible(柔軟な)、Expandability(拡張性のある)、Sustainable(持続可能な)という3つの英語を組み合わせた名称です。GREENサーキュラー建築の概念を取り入れ、規格化されたリユース部材を利用することで環境負荷の低減と廃棄物削減を目指しています。

最小単位を4mの正方形グリッドとし、建物の用途に応じて建築面積を40㎡~220㎡に変更できる設計となっています。構造材(柱・梁材等)には国産集成材(欧州赤松)が、外壁・内壁材には国産天竜杉が使用されています。

イベント業界では短期間で設営・撤去される造作物の部材再利用が難しく、多くの資材が廃棄される現状があります。仮設建築物のリユースに取り組んできたTSP太陽株式会社は、木材の積極的利用と循環システムを取り入れるため、2023年頃から同ユニットの開発に着手し、GREEN×EXPO 2027にて初めて実用化します。

開発担当者は、一般的なユニットハウスで使われるアルミなどの素材と比べて画一化を避け、仮設建築でありながら木の風合いを全面に見せる外観にこだわったとしています。

博覧会閉幕後のリユースと今後の展望

GREEN×EXPO 2027で使用された「FLEXPANUS」は、同社が手掛けるイベント会場等へのリユースが検討されています。今後はイベント用の仮設建築にとどまらず、屋内外の小空間から大空間、室としての利用やフレームのみを用いた造形物まで、多様な場所や用途へ姿を変えながら使い続けられる建築としての活用が目指されています。

施設概要および会社概要

施設の概要は以下の通りです。

  • 名称:木造モジュールユニット「FLEXPANUS」(フレキパナス)
  • 会場:2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)会場
  • 事業主:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
  • 開発・設計・施工:TSP太陽株式会社
  • 建築面積:40㎡~220㎡(4mの正方形グリッドを最小単位とし、建物の用途に応じて変更)
  • 使用木材:構造材(柱・梁材等)…国産集成材(欧州赤松)、外壁・内壁材…国産天竜杉
  • 施工開始:2026年3月
  • 完工、博覧会協会引き渡し:2026年9月末
  • 用途:公式ショップ、カフェ、コンビニ等

TSP太陽株式会社の概要は以下の通りです。

  • 社名:TSP太陽株式会社
  • 本社:東京都目黒区
  • 代表者:池澤嘉悟
  • 従業員数:308名(2026年6月末時点)
  • 事業内容:各種イベントの企画制作、会場の設計施工、運営管理、関連設備のレンタル他
  • HP:https://www.tsp-taiyo.co.jp

本記事はTSP太陽株式会社の発表をもとに作成しました。

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