LINEヤフーのフリマとオークション、違反削除17.4万件で過去最多
LINEヤフー株式会社が提供するフリマアプリ「Yahoo!フリマ」とネットオークションサービス「Yahoo!オークション」において、安全・安心な取引環境の維持・向上に向けた取り組みや実績をまとめた「安全・安心への取り組みレポート」が公開されました。独自の「転売対策ポリシー」策定やAI技術の導入により、2026年上半期のガイドライン違反による商品削除件数は過去最多の17.4万件を記録しています。AIによる自動検知と人による目視確認を組み合わせることで、トラブル遭遇率も低水準を維持しています。
転売対策ポリシー策定と画像類似AIの導入で検知率向上
2026年上半期に独自の「転売対策ポリシー」を策定・公開して対策を強化した結果、ガイドライン違反による商品削除件数は過去最多となる17.4万件に達しました。特に市場や利用者への影響が大きい商品については、状況に応じて対象商品に指定し対策を実施しています。
また、公式サイトなどの基準画像と出品画像の類似度を判定する「画像類似AI」を導入したことで、従来のテキスト検知における46%と比較し、一部の転売対策対象商品において転売検知率が90%へと向上しました。今後は非正規品や海賊版などの権利侵害が疑われる商品への対策強化に向け、パトロールの高度化や「権利侵害対策ガイドライン」の策定を進めるとしています。
AIとパトロールの連携による不正検知とトラブル遭遇率

安全対策として、出品時と取引中の双方でAIを活用した監視が行われています。出品時は商品ページAIがタイトルや説明文、画像を解析して不正出品のリスクをスコアリング検知し、取引中は取引メッセージAIがトラブルの兆候を分析して被害拡大の防止を図っています。
AI検知とパトロールの組み合わせにより、2026年上半期のトラブル遭遇率は「Yahoo!フリマ」で0.26%、「Yahoo!オークション」で0.10%となりました。このトラブル遭遇率は、全取引数に対する取引トラブルに関する事務局への問い合わせ数の割合であり、本レポートより同一トラブルへの複数回問い合わせを1件として集計する算出方法に変更され、過去期間も同一基準で再集計されています。

AIを活用した補償審査とサービスの機能強化
トラブル発生時の対応として「商品満足サポート」や「事務局補償」が用意されています。商品に満足できなかった場合に申請できる商品満足サポートでは、AIが申請内容や商品情報を一次解析し、最終的な可否を専任スタッフが判断する体制をとっています。これにより、2026年8月時点で審査完了までの平均日数は約0.7日、審査通過率は約93%となっています。

サービスの信頼性向上のための機能アップデートも実施されています。主な取り組みは以下の通りです。
- Yahoo!フリマ:他のフリマサービスでの取引実績を連携してプロフィールなどに公式バッジを表示する「他フリマ実績バッジ」の提供開始(https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/promo/otherflmexpbadge/)
- Yahoo!オークション:従来のトレーディングカードに加え、ファッション、アクセサリー・時計へと対象を拡大し、257ブランドに対応した鑑定サービス(https://auctions.yahoo.co.jp/topic/promo/appraisal/card/index.html)

本レポートの詳細は、同社のレポート公開ページ(https://guide-ec.yahoo.co.jp/safety/report/)で確認できます。

本記事はLINEヤフー株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



