Lib Workの土3Dプリンター住宅がグッドデザイン賞などを受賞
株式会社Lib Workが建築した土を主原料とする3Dプリンター住宅のモデルハウス「Lib Earth House “model B”」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。あわせて、空間デザインのアワードである日本空間デザイン賞2026の企業プロモーション空間部門において銀賞を受賞しています。同住宅は、土や石灰など天然由来の材料を3Dプリントした壁と在来木造軸組工法を組み合わせた、自社調べで国内初となる土を主原料とした約100㎡の3Dプリンター住宅です。
2つのデザインアワードで受賞
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞(受賞番号:26G120857)では、先端技術の3Dプリンターと原初的な建築材料である「土」を組み合わせ、地球環境に還すことのできるデザインを目指した点が評価されました。
また、日本空間デザイン協会(DSA)と日本商環境デザイン協会(JCD)が主催する日本空間デザイン賞2026では、全12部門のShortlist(入賞)146作品の中から、A-02 企業プロモーション空間部門の銀賞に選出されています。

独自開発の材料とハイブリッド構法を採用
「Lib Earth House “model B”」は、建設業界の人手不足や環境問題への対応として、型枠を用いずに造形できる建設用3Dプリンターと自然素材を掛け合わせた住宅です。オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、合同会社ogawaa design studio 一級建築士事務所、京谷建築設計室 一級建築士事務所との協働により開発され、2025年7月に一般住宅用モデルとして完成しました。
土や石灰などの材料で構成された3Dプリント壁は、セメントを用いずに従来モデル(model A)の約5倍に相当する強度を実現したほか、天然繊維による補強とひび割れ誘発目地によりひび割れに対応しています。材料の組成と製造方法に関しては特許を取得しています(特許第7784587号)。
施工面では、現場で直接出力するオンサイト型プリンターを用い、3Dプリント壁とサッシや屋根等との精度差を吸収するディテールを開発して在来木造軸組工法と組み合わせました。空間設計においては、3Dプリントの造形条件に対応したクラスター型プランを取り入れ、自然素材を活かした住環境を提案しています。
物件概要
- 名称:「Lib Earth House “model B”」
- 所在地:熊本県山鹿市鹿央町
- 主体構造:木造+3Dプリント壁(地上1階)
- 延床面積:98.25㎡
- 完成:2025年7月
- 見学:モデルハウス見学受付中(予約制)
- 詳細情報:https://www.libwork.co.jp/3dprinter_house/
※「国内初」の表記について:2025年7月自社調べ。日本国内で公表されている3Dプリンター住宅のうち、土を主原料とし、延床面積約100㎡の住宅を対象に、各事業者の公式サイト・プレスリリース等を確認した結果によるもの。

本記事は株式会社Lib Workの発表をもとに作成しました。
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