株式会社StormのAIシュリーマン、セキュリティ3機能を全プランで無償提供
株式会社Stormは、Webサイト多言語化SaaS『AIシュリーマン』において、これまでエンタープライズ向けの有償オプションとして提供してきた3つのセキュリティ機能を、全プランで無償提供すると発表した。対象となる機能は「証跡ログ」「多要素認証(MFA)」「IPアドレス制限」で、新規導入企業も含めて契約時点から追加料金なしで利用できる。不正アクセスによる情報漏えい事案が国内で相次ぐ状況を踏まえ、企業の規模や契約プランを問わずセキュリティ対策を行える体制を整える。
無償化の背景と管理画面におけるリスク
国内では不正アクセスによる情報漏えいなどの事案が相次いでおり、2026年10月16日には情報処理推進機構(IPA)が「不正アクセス特別相談窓口」を開設した。公的機関の注意喚起では、ログやアカウントの異常の確認、アクセス制御、外部サービスの利用状況などの点検が呼びかけられている。
Webサイト多言語化サービスの管理画面では、翻訳文や用語集、配信設定を編集できる。そのため、第三者に不正ログインされた場合、企業の公式サイト上に意図しない文言が表示されるおそれがある。同行事案への懸念が高まるなか、同社はサービスの安全性と利用者の安心を重視し、従来は一部向けだった機能を標準で開放することを決めた。
全プランで無償提供される3つのセキュリティ機能
今回、すべてのプランで無償提供される機能は以下の3点となる。
- 証跡ログ(監査ログ):用語集の登録や設定変更などの操作を、実行したユーザー、IPアドレス、変更前後の値とともに記録する。いつ、誰が、どのような変更を行ったかを管理画面から確認でき、セキュリティ監査やコンプライアンス要件への対応に活用できる。新規契約サイトでは最初から有効化されている。
- 多要素認証(MFA):管理画面へのログイン時に、パスワードに加えてSMSによる追加認証を必須とする。パスワードが第三者に知られた場合でも、携帯電話が手元になければログインを防ぐことができる。(詳細:https://ai-translate.com/help/3fcf3c4de08181de8b9de638d3a64ec1 )
- IPアドレス制限:管理画面を操作できる接続元のIPアドレスを、利用者が指定したものに限定する(最大10件まで登録可能)。指定外のネットワークからのアクセスを遮断する。(詳細:https://ai-translate.com/help/3fcf3c4de08181f0846fc35fb9c915f0 )
『AIシュリーマン』は、銀行の個人向けインターネットバンキングのログイン後画面など、高いセキュリティ水準が求められるWebサイトの多言語化を手がけてきた実績を持つ。利用企業のサイトコンテンツや翻訳対象のテキストを、AIエンジンの学習用途に使用しない運用を行っている。
株式会社Stormの代表取締役である遠山晃氏は、Webサイトの多言語化サービスは公式サイトの文章そのものを扱うため管理画面の安全性は重要であるとし、「今後も、お客さまが安心して多言語サイトを運用できるよう、セキュリティの強化に取り組んでまいります」とコメントしている。
提供条件と会社概要
セキュリティ機能の提供条件および同社の概要は以下の通り。
提供条件
- 対象:『AIシュリーマン』の全プラン(新規にご契約されるお客さまを含みます)
- 料金:無償
- 証跡ログ:お申込み不要(ご契約時から有効)
- 多要素認証・IPアドレス制限:希望に応じて会社単位の設定を有効化
会社概要
- 会社名:株式会社Storm
- 所在地:東京都江東区 有明3-7-11 有明パークビル 20F
- 代表者:代表取締役 遠山晃
- 事業内容:Webサイト多言語化SaaS『AIシュリーマン』の開発・提供
- サービスURL:https://ai-translate.com/
- お客様専用ダイヤル:03-6555-2806
- 営業時間:10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
- メール:info@ai-translate.com
本記事は株式会社Stormの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



