M&Aクラウド、買い手情報を無料配信
株式会社M&Aクラウドは、2024年5月20日より、求人広告型のM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」に実名で掲載している買い手企業のM&Aニーズを、M&Aアドバイザー向けに定期配信するメルマガ『M&Aニーズ配信サービス(β版)』の提供を開始する。このサービスは、「M&Aクラウド」に掲載されている600件以上の買い手企業のM&Aニーズを定期的にメールで配信するもので、登録者は毎回検索する手間を省き、売り手企業にマッチする企業の情報を受け取ることができる。現在はβ版であり、登録・利用は無料となっている。
同社によると、全国にあるM&A仲介会社は3,000社にのぼるとされ、M&Aアドバイザーが買い手企業の買収ニーズを把握するために「M&Aクラウド」の買い手企業の掲載情報を日常的に見ているという声があったという。こうした社会背景やニーズの変化を受け、業界全体での成約率向上に貢献できる新たな可能性を感じたことから、試験的に同社の買い手企業の掲載情報を社外のM&Aアドバイザーにも提供するためのメルマガ配信を開始することにしたとのことだ。
同社は、テクノロジーの力でM&Aに流通革命をという同社ミッションの実現に向けて、「M&Aクラウド」のみならず他社からの良質な案件提案がされるプラットフォームを目指していくとしている。今後は、登録する仲介会社もしくはM&Aアドバイザーのニーズ、買い手企業へのメリットを検証し、有料化も含めて本格的なサービスインについて検討していくという。