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DICT Education DAOが世界教育学会の国際大会で実践研究を発表

国際共創イノベーションのための社会実験コミュニティ「DICT」から派生した共育共創コミュニティ「DICT Education DAO」は、2026年10月15日から18日にかけて台湾・高雄の国立中山大学で開催された世界教育学会(WERA)の国際大会「WERA Focal Meeting 2026/TERA Conference 2026」で研究発表を行いました。発表では、共創合宿を対象に「好奇心は、どのようにして行動に変わるのか」を探った実践型の探索的研究の成果を報告しました。発表後は各国の研究者や教育関係者から関心が寄せられ、共同研究や海外での共同プロジェクトに向けた対話が始まっています。

奥多摩の共創合宿をもとにした研究と教育実践を報告

発表では、コミュニティオーナーの河野翔一が研究の背景と成果を報告しました。奥多摩の廃校で実施した共創合宿の調査をもとに、新しい知識だけでなく「後押し」と「人と人との関係性」が行動を生み出すことや、少人数で寝食を共にし肩書きを越えて対話できる場が一歩を後押ししていたことが示唆されたと説明しました。

続いてプロジェクトオーナーの宮坂修平が、音楽による国際共創教育プロジェクト「詩音〜Shion〜」を中心に、好奇心から生まれた教育実践を紹介し、奥多摩の合宿映像も上映しました。質疑応答では、決められたカリキュラムがある学校で好奇心を軸にした学びをどう実現するかといった質問が寄せられ、国を越えて共通する教育課題についての議論が交わされました。

資金調達の成果とコミュニティから生まれた作品群を紹介

今回の研究発表は、2026年7月22日から9月17日まで実施されたクラウドファンディング「共創共育プロジェクト」(【Universitas】原点から始まる教育共創。分断を越え、共に問い、共に創る)の支援により実現しました。同プロジェクトはファーストゴール30万円とセカンドゴール60万円を達成し、支援者38名、支援総額620,000円、達成率206%で終了しています。

会場では、コミュニティから生まれた作品群も合わせて紹介されました。作曲家の石塚玲依によるピアノ作品集『Retention』収録曲「Cell(セル)」や、DICT創設者の山本晋也による単著『イノベーションの最適解〜秩序ある無秩序が織り成す無駄のない無駄な世界』、プロの音楽家と学生による楽曲「Dreaming of Tomorrow」などの事例が共有されました。

海外研究者との共同プロジェクトに向けた対話と今後の展望

発表後には、UAE、アメリカ、ブラジル、台湾、タイ、フィリピンなどの研究者や教育関係者から、共同研究や海外での共同プロジェクトに向けた相談が寄せられました。また、発表手法そのものへの関心から、映像制作やプレゼンテーションを共同でつくる構想も話し合われています。

同コミュニティは今後、より多くの参加者や地域を対象とした調査を進め、好奇心を行動へとつなげる関係性や場の条件を探究する方針です。現場の実践を記録・研究し、得られた知見を社会へ還元する「実践・研究・社会実装」の循環を国内外の仲間とともに育てていくとしています。

DICT Education DAOの概要

  • 組織名:DICT Education DAO
  • オーナー:河野翔一
  • プロジェクトオーナー:宮坂修平
  • 母体組織:DICT(運営会社:株式会社Link & Innovation)
  • 問い合わせ先Email:support@fractal-dict.com

本記事はDICT Education DAOの発表をもとに作成。

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