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「NIPPONIA」の取組みが「2026年度グッドデザイン賞」を受賞

NOTEのまちづくり事業NIPPONIAが2026年度グッドデザイン賞を受賞

CATEGORY: ビジネス

株式会社NOTEが展開する歴史文化資産を活用したまちづくり事業「NIPPONIA」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。

同事業は2015年に兵庫県丹波篠山市で始まり、古民家などの歴史的建築物を当時の姿を尊重しながら宿泊施設や店舗として再生してきた。審査では、文化継承と地域経済を両立させ、10年にわたり全国へ波及させてきた実行力などが評価された。

分散型ホテルの展開と地域主体の仕組みづくり

NIPPONIAは、2015年に開業した「篠山城下町ホテル NIPPONIA」で国家戦略特区の規制緩和を活用し、まち全体に客室を点在させる分散型ホテルを実現した。2018年の改正旅館業法施行にあわせて、日本初の分散型ホテルとして営業許可を取得している。

事業展開にあたっては、地域ごとに自治体、地域金融機関、住民らとともに「まちづくり会社」を新設する手法をとる。設計士や工務店、運営者などを可能な限り地域内の担い手で構成し、利益とノウハウが地域内に蓄積・循環する仕組みを構築してきた。

また、維持が難しく空き家になりがちだった歴史的建築物について、「建てられた当時の姿を尊重し、必要以上に手を加えない」改修を行い、空間そのものが地域の歴史を語り継ぐデザインを実践している。事業価値を示すことで民間の投融資を呼び込み、補助金に過度に依存しない事業モデルを確立した。

審査委員は「古民家という地域に眠る文化的価値の高い建築物を、保存ではなく、活用できる資産とした、その視点の転換と、地域文化に敬意を払ったデザイン及び改修の姿勢」などを評価点として挙げている。

代表取締役の藤原岳史氏「文化と生業が互いを育む巡環をつくる」

株式会社NOTE代表取締役の藤原岳史氏は、今回の受賞について次のようにコメントしている。

「日本各地に息づく豊かな暮らし文化を次世代へ受け継ぐため、これからも地域の皆様ともに、文化と生業が互いを育む『巡環』をつくる挑戦を続けてまいります。」

藤原氏は、一つの施設という「点」ではなく各地の実践がつながる「面」としての広がりを築いてから同賞に挑戦したいと考えていたとし、30を超える地域の関係者らとともに受賞を迎えたことへの思いを述べている。

開発・運営・金融の3社連携体制を構築

NIPPONIAでは持続可能性を高めるため、2026年より開発を担う株式会社NOTEに加え、宿泊施設の運営を手掛けるNIPPONIAオペレーションズ株式会社(NOP)、資金調達を担うNIPPONIAコモンズパートナーズ株式会社(NCP)の3社による連携体制を構築した。人口減少時代における地域の暮らしを守るため、各地域への伴走支援をより強固かつ迅速に進めていくとしている。

2026年時点における同事業の実績は以下の通りである。

  • 展開規模:全国22道府県 30地域以上(※開発中含む)
  • 再生した歴史的建築物:200棟以上(宿泊施設、飲食店、店舗等)
  • 地域への累計投資総額:80億円超(※これまで開業した全ての地域を対象とした民間投資・公的投資の合計)
  • 設立に関わったまちづくり会社:50社以上(※開業前の地域なども含む)

受賞概要および株式会社NOTEについて

今回の受賞概要ならびに運営企業の概要は以下の通り。

受賞概要

  • 受賞対象名:歴史文化資産を活用した地域再生の取組み
  • グッドデザイン賞 受賞紹介ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/36084?years=2026

株式会社NOTE

  • 所在地:兵庫県丹波篠山市二階町18番地1
  • 設立:2016年5月(創業:2009年2月)
  • 代表者:代表取締役 藤原 岳史
  • 資本金及び資本準備金:1億円
  • 事業内容:まちづくり開発事業(事業計画策定、資金調達、建築設計監理、エリアマネジメント等)
  • コーポレートサイト:https://plus-note.jp/
  • NIPPONIA公式サイト:https://team.nipponia.or.jp/

本記事は株式会社NOTEの発表をもとに作成。

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