社会課題の解決に向けてベンチャーと大企業等・自治体が連携して取り組むプロジェクトを支援します
神奈川県、BAKとYAKで連携プロジェクト20件を採択
CATEGORY: ビジネス
神奈川県は、ベンチャー企業の成長加速を目的に、大企業等や自治体とのオープンイノベーションを促進する「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」および「エール“ガバメント×ベンチャー”アライアンスかながわ(YAK)」において、支援を行うプロジェクト20件を採択しました。
募集されたプロジェクトは計585件の応募の中から選考されたもので、採択された各事業に対して新たなサービス・製品の開発や実証を支援し、事業化を目指します。各プロジェクトの成果発表は令和9年2月下旬を予定しています。
脱炭素推進枠の採択プロジェクト
脱炭素の推進に向けて採択されたプロジェクト名と提案者は以下のとおりです。
- 車載サーモカメラを用いた漏水検知で、漏水の早期発見と検知精度向上の都市型モデル構築:株式会社Essen(川崎市中原区)、川崎市上下水道局
- データセンターの排熱を活用した熱発電による環境負荷の低減プロジェクト:株式会社elleThermo(本社:東京都港区 拠点:県内拠点設置予定)、デジタルエッジ・ジャパン合同会社(東京都千代田区)
- 食品副産物やプラスチックなどの廃棄物を炭化し、再資源化する循環モデルの構築:株式会社Gab(東京都渋谷区)、森永乳業株式会社(東京都港区)
- 乳酸菌発酵技術を活用した「熟成魚」が拓く湘南西ローカルガストロノミー:株式会社Co.Lab(大磯町)、株式会社 明治(東京都中央区)
- EVバッテリーの長寿命化に向けた行動変容を促すインセンティブ型保証の開発:株式会社MobiSavi(横浜市西区)、東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区)
大企業等連携事業「BAK」の採択プロジェクト
大企業等との連携事業である「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」で採択されたプロジェクト名と提案者は以下のとおりです。
- 相模原市橋本発!未来の宇宙産業を担う宇宙人材教育プログラムの開発:株式会社amulapo(本社:東京都新宿区 拠点:県内拠点設置予定)、京王電鉄株式会社(東京都多摩市)
- 転倒リスクの評価による建設業における転倒予防の安全労働モデルの構築:UNTRACKED株式会社(横浜市保土ケ谷区)、戸田建設株式会社(東京都中央区)
- ドローンやAIを活用した、現場の安全と都市の安全の両立への挑戦:Xsym株式会社(東京都港区)、株式会社フジタ(東京都渋谷区)
- 口腔ケアから始める未病改善に向けた行動変容への挑戦:株式会社Genics(本社:東京都新宿区 拠点:横浜市西区)、株式会社インテージヘルスケア(東京都千代田区)
- 横浜発、訪日ファミリーを安心して受け入れる全国標準基盤の構築:Synk株式会社(鎌倉市)、三井住友海上火災保険株式会社(東京都千代田区)、MS&ADインターリスク総研株式会社(東京都千代田区)、横浜市米州事務所
- 駅を舞台にした、若手アーティストと企業のマッチングによるアート経済圏創出プロジェクト:株式会社TODOROKI(東京都渋谷区)、京王電鉄株式会社(東京都多摩市)
- 3D×AI×IoTで実現する、建物の維持管理を支援する新たなモデル構築:株式会社ビートバップ(横浜市西区)、株式会社フジタ(東京都渋谷区)
地域活性化枠および自治体連携事業「YAK」の採択プロジェクト
地域活性化枠として採択されたプロジェクト名と提案者は以下のとおりです。
- 厚木産ペピーノを地域特産品に!水耕栽培化と育苗短縮・収穫体験モデル:株式会社FDS(本社:岐阜県高山市 拠点:横浜市鶴見区)、厚木市農業政策課、東京農業大学厚木キャンパス、株式会社横浜銀行
- 空きスペースでの出店経験・実績を、創業や地域定着につなげる「追浜さかさマート」:株式会社On-Co(本社:三重県桑名市 拠点:県内拠点設置予定)、横須賀市創業・新産業支援課
- 「現在」と「未来」のデジタルマップによるまちづくりプラットフォームの構築:株式会社Stroly(本社:京都府京都市 拠点:県内拠点設置予定)、平塚市都市整備課
自治体との連携事業である「エール“ガバメント×ベンチャー”アライアンスかながわ(YAK)」で採択されたプロジェクト名と提案者は以下のとおりです。
- 母語での算数学習×AI個別最適化で実現する次世代日本語学習支援:株式会社e-Education(本社:東京都千代田区 拠点:県内拠点設置予定)、神奈川県国際課
- AI街路樹診断で知見を引き継ぎ、倒木事故ゼロへ:株式会社DXビジョン(横浜市神奈川区)平塚市道路管理課
- 人と人の関係構築の入口をロボットが作るAIロボット「ハナモフロル(愛称:ハナちゃん)」の学校導入モデル:ハナモフロル株式会社(本社:東京都杉並区 拠点:川崎市麻生区)、相模原市教育委員会
- 映像解析AIとドローンによる公共インフラ維持管理の革新:株式会社Nobest(川崎市中原区)、神奈川県いのち・未来戦略本部室
- 「ともに生きる」を阻む無自覚な偏見をデータで可視化:株式会社Liquitous(横浜市戸塚区)、神奈川県共生推進本部室
採択プロジェクトへの支援内容と募集結果
今後、県は採択されたプロジェクト(ベンチャー企業)に対して開発・実証に係る費用を支援します。あわせてコンサルタントが伴走し、開発や実証実施、広報活動などを支援していく予定です。
今回の募集は、大企業・自治体がテーマを提示する方式と、ベンチャー企業から提案を行う自由提案型の2つの方法で実施されました。大企業提示テーマ型に296件、自治体提示テーマ型に182件、ベンチャー発自由提案型に107件の応募があり、合計応募数は585件でした。支援金額は、プロジェクトの区分に応じて1件当たり300万円から750万円となっています。
本記事は神奈川県の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



