TDCソフト、中高生向けヘルスケア課題解決プログラムでUX講義を実施
TDCソフト株式会社は2026年9月20日、一般社団法人inochi未来プロジェクトが主催する中高生・高専生向けヘルスケア課題解決プログラム「inochi Gakusei Innovators’ Program 2026 KANSAI(i-GIP)」において講義を行いました。同社CXUX部のUXデザイナーが講師を務め、参加した14チーム・33名の生徒に向けてプロトタイプ(試作品)を作る意味と価値を伝えました。
実務の視点からプロトタイピングの考え方を伝える背景
TDCソフト株式会社はこれまで、函館工業高等専門学校や一関工業高等専門学校などで学生のユーザー視点を育てるUXデザイン教育を支援してきました。
i-GIPで参加者がアイデアを形にして確かめる「プロトタイピング」の段階は、同社がシステム開発の実務で重視する「検証と改善」のプロセスと重なります。こうした背景から主催者より依頼を受け、試作に取り組む直前の参加者へ実務の視点からプロトタイピングの考え方を伝えるために登壇しました。

失敗ではなく「発見」と捉える講義内容
講義は、関西大会の教育プログラム「Prototyping Day」の午前の部で実施されました。「プロトタイプはなぜ重要なのか、どう作るのか」をテーマに、国内外の企業の事例を交えながら解説を行いました。
具体的には、アイデアは試すまで正しいかどうかわからないことや、作る前に「何を確かめたいか」を決めること、紙や付箋などで最小限に作ればよいことなどを共有しました。また、プロトタイプがあることで改善点が具体的になり、早い段階で見つかった問題は失敗ではなく発見であると伝え、同日午後の試作ワークにつなげました。
熱中症をテーマに11月のフォーラムで発表へ
今年度のi-GIPは「熱中症」をテーマに設定しています。参加チームは講義で学んだ考え方をもとに、それぞれが考えた解決策を試作し、当事者に試してもらいながら改善を重ねていく予定です。
参加チームは10月のメンタリングを経た後、11月15日に京都リサーチパークで行われる「inochi KANSAI Forum」にて、中高生が4か月間熟考してきた熱中症の方々を救うためのアイデアを社会に発信します。TDCソフト株式会社は、今後も教育機関や外部団体との連携を通じて、次世代を担う若者の創造性と課題解決能力の育成に貢献していくとしています。
プログラムの運営体制および参画企業の概要は以下の通りです。
- inochi Gakusei Innovators’ Program(i-GIP):一般社団法人inochi未来プロジェクトの大学生組織「inochi WAKAZO Project」が運営する、中高生・高専生向けのヘルスケア課題解決プログラム。全国5地域で開催され、これまでに国内外で1,000名以上の修了生を輩出
- TDCソフト株式会社:東京都千代田区に本社を置き、代表取締役社長を小林裕嘉が務めるシステムインテグレーション企業。「世の中をもっとSmartに」をパーパスに掲げ、ITサービスを提供
- TDCソフトのUXデザインについて:https://www.tdc.co.jp/digitaltechnology/technology/ux-design/
- inochi WAKAZO Project全体HP:https://inochi-wakazo.org/about
- inochi Gakusei Innovators’ Program 2026 KANSAI HP:https://inochi-wakazo.org/KANSAI/
本記事はTDCソフト株式会社の発表をもとに作成しています。
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