Dellows News

ジャパン・ハウスロサンゼルスの和食企画展に73,075人が来場

吉本興業株式会社が外務省より運営を受託した日本の対外発信拠点「ジャパン・ハウスロサンゼルス(JHLA)」で、2026年5月22日~10月18日(日)に企画展「WASHOKU | Nature and Culture in Japanese Cuisine」(和食~日本の自然、人々の知恵~)が開催された。期間中には73,075人が来場したほか、地元のテレビ局やメディアで取り上げられるなど話題を呼んだ。

5つのエリアで和食の文化と魅力を多角的に紹介

国立科学博物館と朝日新聞社の共同企画である本展は、2013年にユネスコ無形文化遺産にも登録された日本の食文化「和食(WASHOKU)」を、単なるJapanese foodではなく、日本の自然環境や歴史、人々の暮らし、そして自然への敬意によって育まれてきた文化として紹介した。

展示は5つのエリアで構成され、「和食とは何か」という問いから始まり、日本列島が育む豊かな食材、和食の歴史、道具や技法、未来の和食まで、多角的にその魅力を紐解く内容となった。実物標本や食品サンプル、映像展示、インタラクティブなコンテンツなどを通じて、日本の食文化を支える自然環境や発酵技術、食の美意識、現代へと受け継がれる知恵を体感できる構成としたほか、精進料理や懐石料理、江戸時代の食文化、海外で発展する寿司文化なども紹介された。

映画上映や科学的講義を組み合わせた関連イベント

会期中には、本展を監修した佐藤洋一郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、和食文化学会初代会長)の講演や関連イベントも実施された。

6月27日(土)には関連プログラム「Beyond Sushi ロサンゼルスにおける和食の物語」が開催され、ドキュメンタリー映画「WA-SHOKU:Beyond Sushi」の上映とKatsuya Groupのエグゼクティブシェフ2人によるパネルディスカッションを実施した。あわせて日本の食トレンドを取り入れたランチボックスも提供され、大盛況となった。

8月9日(日)には、UCLAの津川友介教授による「日本の食習慣、健康、長寿の関連性」についての科学的講義と、Pikunicoの八木シェフによる特製弁当を組み合わせたプログラム「和食とウェルネス」を開催した。告知後わずか数時間で120席が完売し、180名以上のキャンセル待ちが発生した。参加者からは科学的根拠と実際の食体験の組み合わせに説得力があるとして高い評価を得た。

学生や子どもたちに向けた見学やバーチャルツアー

ジャパン・ハウスロサンゼルスでは、近郊の大学や高校、専門学校などに対し、日本文化に興味を持ち、理解してもらえるよう積極的なアプローチ活動を展開している。社会見学への招待のほか、出前授業やオンラインによるバーチャルツアーなども実施している。

9月24日には、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の学生が参加し、事前に集めた質問に担当者が解説するZoomを使ったバーチャルツアーが行われた。また、9月25日には授業に和食関連のコンテンツを取り入れているロヨラ・メリーマウント大学の学生と教授が施設を訪問し、学生から随時質問が出された。

JAPAN HOUSEの概要

ジャパン・ハウスは、戦略的対外発信の強化に向けた取組の一環として、外務省が世界3都市に設置した対外発信拠点である。企画展や講演、ワークショップなどを通じて日本の多様な魅力や政策、取組を発信し、親日派・知日派の裾野の一層の拡大をはかることを目的としている。

  • 設置都市:世界3都市(サンパウロ、ロサンゼルス、ロンドン)
  • 施設機能:展示スペース、物販、飲食(カフェ・レストラン)など
  • 発信内容:日本の多様な魅力(伝統文化からポップカルチャー、ハイテク、食、デザインなど)、政策や取組

本記事は吉本興業株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間