共通デジタル荷札「Bit Waybill(R)」正式提供開始 フィジカルインターネット実現に向け、参加企業を募集
ロジザード、共通デジタル荷札Bit Waybillの正式提供を開始へ
CATEGORY: テクノロジー
ロジザード株式会社は、2026年5月に構想を発表した共通デジタル荷札「Bit Waybill®」の開発を完了し、正式提供を開始します。企業の垣根を越えて運送情報を共有する仕組みを提供し、分断されていた運送情報をつなぐことで、貨物・ドライバー・運送会社がつながる物流の仕組みづくりを支援します。同社はこれにより、フィジカルインターネットの実現に貢献していくとしています。

Bit Waybill®は、発行された共通IDを起点に貨物の履歴を管理・活用できるようにすることで、企業の垣根を越えた輸送力のシェアを支援します。仕組みとしては、貨物に共通IDである「BWB番号」を発行して既存の荷札情報と紐づけ、出荷や受け渡し、納品などの輸送履歴を記録します。
記録した輸送履歴の証跡はブロックチェーンで管理され、担保された輸送履歴が共通基盤に蓄積されます。各社システムやアプリからは、API連携を通じて必要な情報を取得・活用できるようになります。本サービスは、ロジザードが2025年2月よりぷらっとホーム株式会社と進めてきた共同研究の成果であり、ぷらっとホーム株式会社が提供する非金融RWA技術「ThingsToken™」を技術基盤として採用しています。
共同輸送や一元管理など幅広い用途に対応
Bit Waybill®は、共通IDであるBWB番号を起点に運送情報をつなぐことで、企業ごとの物流課題に応じた活用を可能にします。具体的には、複数企業で運送情報を共有して積載率向上や輸送力の相互活用につなげる「共同輸送」や、長距離輸送の分担を容易にしてドライバーの負担軽減を支援する「中継輸送」に対応します。
また、メーカー直送品と自社倉庫出荷品にBWB番号を付与して配送会社や輸送経路の違いを問わず荷物情報の一元的な管理を支援するほか、荷主企業・運送会社・倉庫事業者間での納品情報連携も支援します。さらに、輸送情報を一元管理することで、物流効率化法対応に向けた現状把握の効率化や、物流改善の課題分析、中長期計画策定に必要なデータの把握にも役立てられます。
立場に応じた導入効果と今後の展開
運送情報がつながることで、参加企業の立場ごとに異なるメリットが期待されています。荷主企業には物流コストの最適化や将来も安定して運べる物流体制の構築、運送会社には積載率向上・空車削減やドライバー負担の軽減、アプリベンダーにはデータ連携を活用した新たなサービス創出や連携機会の拡大といった効果が見込まれています。
同社には現在、多くの企業や団体から問い合わせが寄せられており、具体的な活用に向けた検討や取り組みが進んでいるとしています。参加企業を広げることで、フィジカルインターネット実現に向けた基盤づくりを進めたい考えです。
関連企業概要
ロジザード株式会社
- 代表者:金澤 茂則
- 所在地:本社/東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
- 設立:2001年7月16日
- 事業内容:SaaS(クラウドサービス)事業、情報システムの開発及び販売、物流業務・小売業務コンサルティング
- URL:https://www.logizard.co.jp/
ぷらっとホーム株式会社(技術協力)
- 代表者:代表取締役社長 鈴木 友康
- 所在地:東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
- 設立:1993年3月23日
- URL:https://www.plathome.co.jp/
本記事はロジザード株式会社の発表をもとに作成しています。
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