リクエスト、振り返り資料「相手を、どう見ていたか。」を無料公開へ
980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、管理職やリーダー、人材育成担当者をはじめとする組織で働く人に向けて、振り返り資料「相手を、どう見ていたか。」を無料公開します。
本資料はA4横・全10ページで構成されており、自身の対話に近い場面を四つから選択し、そのとき何を見聞きして何を推測していたかを確かめ、次の関わりを考えるための教材となっています。長い記述を必要とせず、選んで思い出し、話せるところから活用できる内容です。
経験を思い出す入口となる4つの場面

仕事を振り返る際、最初から「何に気づきましたか」と問われてもうまく言葉にならないケースがあることから、本資料では経験を思い出す入口として次の4つの場面を設定しています。
- A|対話前の見通し 対話前に、相手に必要なことはだいたい分かっていた。
- B|提案への道筋 提案したいことがあり、そこへ話を進めた。
- C|予想外の発見 予想していなかった事情が、話を聞いて見えてきた。
- D|合意と理解 合意は得たが、どこまで理解できたかは、まだ分からない。

これらは優劣や点数を付けるための選択肢ではなく、複数選ぶことや、現時点で選べなくても問題ありません。選んだ場面に応じた問いを用い、実際のやりとりを1つ思い出して、相手について何を知り、何がまだ分からないかを確かめます。
見聞きしたことと推測したことの切り分け
資料内では、過去に説明した内容を再度確認してきた同僚に対して「前の説明を覚えていないのだろう」と捉えていた場面などを説明用の例として掲載しています。実際には前回と条件が異なるため判断基準を確かめていたという事例を通じ、確認されたという出来事と、覚えていないのだろうという推測を分けることで、次に確かめたいことを具体化します。
自分の経験から予想を持つことは対話の出発点となるため、その予想を保つのか、見直すのか、あるいはまだ判断できないのかを、相手の具体的な話や記録から確かめる構成になっています。

職場での活用手順と資料の位置づけ
個人で利用する場合は最近の打合せや相談から1場面を選び、チームで利用する場合は本人が選んだ場面について聞き手が「実際には、どんなやりとりでしたか」と尋ねる形で進めます。最初の見方や根拠、新しく知ったこと、次の関わりを話せるところからたどり、聞き手はすぐに助言や評価へ進まずに本人が見聞きしたことを一緒に確認します。最後には次の対話で確かめたい一件を選び出し、必要な確認から着手します。

本資料は、図解ガイド「よく知る相手にも、まだ知らない仕事がある。」で整理した知見を職場等で使うための活用編と位置づけられています。今回の発表は教材の公開であり、新たな効果検証の結果を報告するものではありません。選択肢や問いは同社の実践提案であり、能力や性格を判定する診断尺度ではないとしています。なお、相手を推測する際の自己視点からの調整や他者理解などに関する研究(Epley et al.(2004)、Snyder & Swann(1978)、Eyal et al.(2018))を参照しています。

会社概要
東京都新宿区に本社を置くリクエスト株式会社(代表取締役:甲畑 智康)は、「成果につながる方法を、本人が使える仕事へ。」を軸に、組織行動科学®の研究・教育開発と実践支援に取り組んでいます。なお、基盤とする980社・33.8万人は同社の研究基盤の規模であり、本教材の効果検証規模ではありません。

- 会社名:リクエスト株式会社
- 代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
- 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
- 公式サイト:https://requestgroup.jp/

本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



