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「データ復旧 高度解析を開始」救出困難なNAS・サーバ・仮想環境に全国対応

リプラスが大容量NASや仮想環境向けのデータ復旧高度解析を本格始動

CATEGORY: テクノロジー

株式会社リプラスは、QNAPやSynologyをはじめとする大容量NAS、複雑なRAID構成、仮想環境(VMware / Hyper-V 等)に対応する「データ復旧 高度解析を開始」を2026年10月より本格始動した。

同社は自社内に高度な解析ツールおよびクリーンブース設備を配備し、他社で復旧不可と診断された事例やRAIDの多重崩壊といった高難度障害に対するデータ復旧体制を確立したとしている。

企業のDX推進や大容量データの利活用に伴い、オフィス環境のストレージは単体ハードディスクから高性能NAS、多段RAID構成、仮想化サーバーへと進化している。一方で、技術の進化とともに障害発生時の構造解析の難度も上がっている。

QNAP等に搭載される専用OS(QTS / QuTS hero)の管理構造やファームウェア破損によりデータ領域の特定が困難なケースや、複数ディスクの同時物理故障、リビルド失敗に伴うパリティ不整合、仮想環境のメタデータ破壊など複合的な障害因果が生じているという。こうした状況を受け、標準的な技術や設備しか持たない復旧業者から「復旧不可」と判定される事態に対し、同社は専門ラボ設備と技術体制の拡充を実施した。

強化された高難度復旧・解析技術

復旧技術の特長として、専用クリーンブース内での磁気ヘッド交換や精密モーター移植といった重度物理処置体制の強化に加え、論理解析では破損したアレイ情報を独自ツールによってバイナリレベルで追跡し、仮想的にRAID構造を再構築する手法をとる。

また、他社で分解診断され復旧不可と宣告された案件や復旧確率が極めて低いとされた案件に対しても、初期診断のアプローチを見直し想定される可能性から作業を実施する。さらに、仮想化プラットフォーム上で稼働する仮想ディスク(VMDK / VHDX 等)の内部破損に対しても、ファイルシステム(VMFS等)の構造を直接解析してデータを抽出するアプローチを取り入れている。

特殊構成における診断上の留意点

高速化のために構成が複雑化したストレージについては、事前の綿密な個別診断が必要となる。

大容量HDDと高速SSDを組み合わせたSSDキャッシュ搭載モデルや階層化ストレージ(Qtier等)では、キャッシュ書き込み動作中に障害等が発生するとデータが分断・未反映となり整合性が失われるリスクがあるため、障害の進行度合いやキャッシュ状態により一部または全体の復旧が行えないケースがある。また、最新の特殊ファイルシステム(ZFS等)の破損度合いについても事前の構造解析を要する。同社ではこうした構成に対しても事前に無料初期診断を実施し、救出可能なデータの見込みや状態を提示するとしている。

料金体系と対応環境

料金は成功報酬制を採用しており、事前に診断お見積もりを提示した上で、必要とするデータが復旧できなかった場合は復旧費用が発生しない(作業費等の固定費が発生する作業の場合は見積もり提示の際に案内される)。また、預かった機器やデータは厳重に管理されたセキュア環境で作業が行われる。

主な対応対象機器および環境は以下の通り。

  • NAS・ストレージ:QNAP(TSシリーズ各モデル)、Synology、バッファロー(TeraStation)、IODATA(LAN DISK)、その他各種ストレージ
  • サーバー機:DELL PowerEdge、HP ProLiant、富士通 PRIMERGY 等の各社サーバー
  • 対応RAIDレベル:RAID 0, 1, 5, 6, 10, 50, 60、JBOD、多段RAID
  • 仮想環境・ファイルシステム:VMware 、Hyper-V、EXT3/EXT4、Btrfs、ZFS、NTFS、ReFS 等

本記事は株式会社リプラスの発表をもとに作成。

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