LIMNOが鳥取市因幡万葉歴史館にメロディーBOXを設置 大伴家持の祝い歌を再生
株式会社LIMNOは、鳥取市因幡万葉歴史館に、大伴家持が詠んだ万葉集最後の一首を題材とする楽曲「祝い歌~新しき年の始めの~」を聴くことができる「メロディーBOX(音楽碑)」を設置した。
スイッチに手をかざすと、新井満さんが作曲・歌唱した楽曲が流れる仕組みとなっている。同館を訪れる人が鳥取ゆかりの和歌を音楽で味わい、地域の歴史や文化に親しむきっかけを提供することを目的としている。
開館30周年記念事業として製作
鳥取市因幡万葉歴史館は、因幡の歴史や文化、因幡ゆかりの万葉歌人について紹介する施設である。今回のメロディーBOX設置は、同館の開館30周年を記念する事業として進められた。
2025年6月に国府町文化遺産活用推進委員会からLIMNOへ、万葉歌を聴くことができる音楽装置の製作協力依頼が寄せられた。この構想は元鳥取市長の故・竹内功さんとともに検討されていたもので、LIMNOが「祝い歌」のメロディーBOXの設計・開発から設置工事までを担当した。歴史館での学びに歌を聴く体験を加えることで、万葉の時代から受け継がれてきた言葉の魅力をより身近に感じてもらう狙いがある。
大伴家持の一首と新井満さんによる楽曲

題材となった和歌「新しき 年の始めの 初春の今日降る雪の いや重け吉事」は、因幡国の国守として赴任していた大伴家持が天平宝字3年(759年)の正月元日に詠んだ、万葉集の最後を飾る一首である。新しい年の始まりに降る雪に重ねて、よい出来事が幾重にも積み重なるよう願う思いが込められている。
「千の風になって」の作曲者・歌手として知られる新井満さんがこの一首に曲を付け、「祝い歌~新しき年の始めの~」を制作した。メロディーBOXでは、新井さん自身の歌声で楽曲を聴くことができる。装置はスイッチに手をかざすと曲が流れる仕組みで、歌唱は「独唱バージョン」と「箏曲バージョン」の2種類から選択可能となっている。
発表された設置の概要は以下の通りである。なお、リリース内の表記において、作曲・歌唱者名や再生内容の名称に一部揺れが見られる。
- 設置場所:鳥取市因幡万葉歴史館(〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726)
- 設置日:2026/10/18
- 名称:メロディーBOX(音楽碑)
- 楽曲:「祝い歌~新しき年の始めの~」
- 原歌:大伴家持/万葉集最後の一首
- 作曲・歌唱:新井満(概要一覧では新井浩と記載)
- 操作方法:スイッチに手をかざすと再生
- 再生内容:独唱バージョン/箏曲バージョン(概要一覧では歌唱バージョン/箏曲バージョンと記載)
- 鳥取市因幡万葉歴史館 URL:https://www.tbz.or.jp/inaba-manyou/
製作を担当した株式会社LIMNOについて
鳥取県鳥取市に本社を置くLIMNOは、鳥取に根ざす企業として、今回の取り組みを通じて地域の歴史と文化に親しむ機会づくりに貢献したいとしている。また、来館者が大伴家持の歌に込められた願いと新井満さんの歌声に触れ、鳥取の文化の魅力を感じてほしいとしている。
- 会社名:株式会社LIMNO
- 所在地:〒680-8634 鳥取県鳥取市立川町7丁目101番地
- 代表取締役社長:長谷泰彦
- URL:https://www.limno.co.jp/
- 沿革・実績:鳥取三洋電機のDNAを継承し、2023年1月に三洋テクノソリューションズ鳥取より社名変更。株式会社MM総研による「2025年度タブレット出荷台数データ」において、国内シェア第4位(日本メーカーでは第1位)を獲得している(https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=719)。
本記事は株式会社LIMNOの発表をもとに作成。
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