【飛騨高山・岐阜県高山市】「高山市荘川町六厩 産業廃棄物最終処分場 建設反対 総決起集会」を開催!飛騨から富山湾に注ぐ庄川の源流、水源地である自然豊かな荘川を守るため400名が集結!
高山市荘川町六厩の産廃処分場計画に約400名が反対総決起集会を開催
CATEGORY: 社会
六厩産廃処分場計画対策協議会は、2026年9月26日(土)に高山市民文化会館で「高山市荘川町六厩 産業廃棄物最終処分場 建設反対 総決起集会」を開催しました。当日は会場が満席となる約400名の住民や関係者らが集まり、計画の白紙撤回に向けた決意を共有しました。

集会では専門家による講演や対談が行われたほか、計画への反対決意が採択され、今後は事業者による環境影響評価準備書の提出を見据えた意見書提出の取り組みなどを進める方針です。
専門家による基調講演と事例対談
集会では法律や環境の専門家を招いたプログラムが実施されました。基調講演では、弁護士法人名古屋E&J法律事務所所長の籠橋隆明弁護士が登壇し、計画地について急峻な地形や氷点下25度を記録する特別豪雪地帯、活断層の近さ、水源の上流かつ住宅地が隣接している点などを挙げ、「悪い条件が重なる立地」であると指摘しました。岐阜県に許可を出させないことや、反対の意思を社会へ訴える重要性を述べています。
続いて行われた対談には、水俣病センター相思社理事の遠藤邦夫氏と水俣市役所環境課課長の福田一哉氏が登壇しました。水俣市に計画された産業廃棄物最終処分場に関し、市民や市が連携して学習会や水質調査などの科学的根拠を基にした運動を展開したことや、事業者が熊本県に提出した環境影響評価準備書の不備を指摘して建設阻止に至った事例が紹介されました。
反対決意の採択と参加者の反応
講演後には「荘川町六厩産業廃棄物最終処分場建設反対に関する決意」が満場一致の拍手で採択され、参加者全員によるガンバロー三唱が行われました。
会場からは、具体的な事例を交えた解説により暮らしと自然を守るための行動が明確になったといった声や、今後のモチベーションにつながったとする感想が寄せられ、岐阜(高山)と富山の県を越えた連携を確認する機会となりました。
環境影響評価準備書への意見書提出に向けた備え
富山市の事業者が計画している「六厩クリーンセンター最終処分場整備事業(仮称)」に対し、協議会側は計画地が庄川の水源地であり直下に住宅地があることから、白紙撤回と建設阻止に向けた活動を継続するとしています。
今後は、事業者が岐阜県環境影響評価条例に基づき岐阜県へ提出する予定の「環境影響評価準備書」に対し、環境保全の見地から事業者に提出可能な「意見書」の提出に向けた取り組みを進める方針です。庄川流域の住民らへ声を募り、事業者に届けていく考えを示しています。
反対対象となっている施設計画の概要
集会で反対が表明されている事業の計画概要は以下の通りです。
- 名称:六厩クリーンセンター最終処分場整備事業(仮称)
- 計画地:高山市荘川町六厩地内
- 施設の種類:産業廃棄物管理型最終処分場
- 計画面積:106,256㎡
- 計画埋立容量:2,434,073㎥
- 埋立期間:26年
- 埋立品目:産業廃棄物(燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(工作物の新築、改築または除去に伴って生じたものを除く。)及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物計固形不要物、動物のふん尿、動物の死体、政令第2条第13号廃棄物/自動車破砕物、石綿含有産業廃棄物であるもの、水銀使用製品産業廃棄であるもの及び水銀含有ばいじん等であるものを含む)、特別管理産業廃棄物(廃石綿等)の以上18品目
本記事は六厩産廃処分場計画対策協議会の発表をもとに作成しました。
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