日本蓄電池とデジタルグリッド、NC口春蓄電所の需給調整市場での運用を開始
日本蓄電池株式会社とデジタルグリッド株式会社は、福岡県嘉麻市に設置した系統用蓄電施設「NC口春蓄電所」について、2026年10月20日より需給調整市場における運用を開始しました。
本施設は、日本蓄電池株式会社と株式会社リミックスポイントが共同で組成したファンドにより開発された系統用蓄電施設です。再生可能エネルギーの出力変動を吸収・平準化し、地域電力の安定供給に貢献するものであり、系統用蓄電池による需給調整事業のモデルケースとして位置づけられています。
施設の特徴と各社の協働体制
再生可能エネルギーの普及拡大に伴い電力需給の変動調整が日本のエネルギーシステムにおける重要課題となる中、蓄電池は発電と消費の時間的ギャップを埋める存在として注目されています。本プロジェクトでは、技術・運用・市場の三位一体による持続可能な電力調整モデルの構築を目指し、各社が以下の役割を分担して協働しています。
- 日本蓄電池:プロジェクト全体の開発・運用・現場管理
- デジタルグリッド:デジタルグリッドプラットフォームを活用したアグリゲーション、需給調整市場などへの参入支援
- リミックスポイント:蓄電所事業の事業管理・統括(契約・資金・収支の管理、行政対応等)
NC口春蓄電所の概要
NC口春蓄電所の施設スペックおよび運用体制は以下の通りです。
- 施設名:NC口春蓄電所
- 所在地:福岡県嘉麻市
- 定格出力・容量:1,975kW・8,146kWh
- 蓄電池システム:TMEIC(蓄電池:CATL)
- 需給調整運用開始日:2026年10月20日
- アグリゲータ:デジタルグリッド株式会社
今後の展開
日本蓄電池株式会社は今後、全国各地での系統用蓄電所展開を推進し、JEPX(卸売市場)・需給調整市場・容量市場・防災エネルギー支援を連携させた地域エネルギーモデルの確立を目指す方針です。デジタルグリッド株式会社および株式会社リミックスポイントとの協業を通じ、再エネの安定活用と脱炭素社会の実現に寄与していくとしています。
参画企業の概要
本事業に携わる各社の概要は以下の通りです。
日本蓄電池株式会社
- 代表者:代表取締役社長 漆原秀一
- 所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング13階
- 事業内容:系統用蓄電池施設の開発・運用
- URL:https://nipponchikudenchi.co.jp
株式会社リミックスポイント
- 代表者:代表取締役社長CEO 高橋由彦
- 所在地:東京都港区虎ノ門4丁目3番9号 住友新虎ノ門ビル
- 事業内容:エネルギー・ソリューション事業、デジタルアセットマネジメント事業
- URL:https://www.remixpoint.co.jp
デジタルグリッド株式会社
- 代表者:代表取締役社長CEO 豊田 祐介
- 所在地:東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル3階
- 事業内容:電力・環境価値取引プラットフォーム「DGP」の運営、分散型電源のアグリゲーションサービスの提供
- URL:https://www.digitalgrid.com/
本記事は日本蓄電池株式会社およびデジタルグリッド株式会社の発表をもとに作成されています。
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