ブルーインパルス飛行燃料向けに廃食用油を回収するキャンペーンが実施へ
日揮ホールディングス株式会社が事務局を務める「Fry to Fly Project」は、農林水産省、国土交通省、防衛省、経済産業省とともに「FRY to BLUE」キャンペーンを開始しました。2027年3月19日(金)に開幕する「GREEN×EXPO 2027」の展示飛行において、航空自衛隊ブルーインパルスが使用する国産の持続可能な航空燃料「SAF」の原料として、家庭や飲食店などで使い終えた食用油を全国から集めます。集められた油は国内の製造工場でSAFに加工される予定です。
使った油でブルーインパルスを飛ばす「FRY to BLUE」の概要
「FRY to BLUE」キャンペーンは、「使った油でブルーインパルスを飛ばそう」を合言葉に、全国で使用済みの食用油を回収し、国産SAFの原料として活用する取り組みです。開幕に合わせて行われるブルーインパルスの展示飛行で国産SAFが使用される予定となっています。
発表からキャンペーン終了までの期間には、Fry to Fly Projectの参加者と連携し、学校へのSAFを知るための出前授業や機運醸成のためのイベントなども実施される予定です。
回収に関する基本情報は以下の通りです。
- 回収期間: 2026年12月9日から2027年2月28日まで
- 回収する油: 常温で液体の使用済み食用油
- 回収目標量: 2026年12月9日(回収開始日)に発表
- 回収場所: 2026年12月9日(回収開始日)に発表
油を持ち込む際の手順

油を回収拠点へ持ち込む際は、以下の4つのステップに沿って準備を行います。なお、持ち込み方法は拠点ごとの案内を確認する必要があります。
- 揚げ物などに使った油を十分に冷まします。
- 天かすなど大きなごみを取り除きます。
- ペットボトルなど、ふたがしっかり閉まる容器に移します。
- 近くのキャンペーン回収拠点へ持ち込みます。

回収された廃食用油は大阪府堺市の工場で国産SAFへ
回収された廃食用油は、大阪府堺市にあるSAF製造工場にて国産のSAFへと生まれ変わります。同工場は国内唯一となるSAFの製造工場で、2025年4月より生産を開始しています。


SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、化石燃料以外の原料を元に製造される持続可能な航空燃料です。航空分野のCO₂排出削減に役立つ燃料として世界で期待が高まっており、なかでも廃食用油はSAFの原料として活用できる資源とされています。

Fry to Fly Projectは、家庭や店舗などで発生する使用済み食用油をSAFに生まれ変わらせ、SAFで航空機が飛ぶ世界を目指す取り組みを進めています。自治体や企業、団体のイベントへの出展などを通じて資源循環を知る活動も展開しています。
プロジェクトの概要や関連団体の情報は以下の通りです。
- 取り組み主体: Fry to Fly Project、農林水産省、国土交通省、防衛省、経済産業省
- 参加団体: 333の企業・自治体・団体など(2026年9月時点)
- 事務局: 日揮ホールディングス株式会社
- 公式サイト: https://www.fry-to-fly.com/
- 参加団体の活動: https://www.fry-to-fly.com/column/
- 紹介動画: https://youtu.be/ejA0IQC0KU4
- 国産SAF製造工場について: https://www.jgc.com/jp/news/2025/20250206_01.html
- GREEN×EXPO 2027(2027年3月19日から9月26日まで神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設にて開催される国際園芸博覧会)公式サイト: https://expo2027yokohama.or.jp/
本記事はFry to Fly Project(事務局: 日揮ホールディングス株式会社)の発表をもとに作成しました。


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