作業用手袋の用途首位は園芸 防災用常備なしは約半数 東和コーポレーション調査
作業用手袋の総合メーカーである株式会社東和コーポレーションは、作業用手袋のコアユーザーを対象に実施した「てぶくろの日 記念アンケート調査2026」の結果を発表した。調査によると、作業用手袋の用途では「園芸・家庭菜園」が最多となった一方、防災用手袋を常備していない人が約半数に上ることが明らかになった。また、購入先としては「ホームセンター」をはじめとする実店舗が支持を集めている実態も示された。
用途は園芸が最多、購入先はホームセンターが約4割
この1年以内に作業用手袋を使用または購入した用途を尋ねたところ、「園芸・家庭菜園」が25.3%と最も多く、4人に1人が園芸のために使用または購入している結果となった。プライベートの用途では「DIY・車・バイクメンテナンス」が7.3%で続き、仕事の用途では「製造業(食品製造を含む)」が10.7%で最多となった。使用・購入の場面については「プライベートのみ使用・購入」が43.3%、「プライベートと仕事のどちらでも使用・購入」が27.7%となり、合わせて71.0%が私生活で作業用手袋を活用している。
購入した手袋のタイプは、全体では「背抜きタイプ」が30.7%で1位となり、2位は「その他(使い捨てタイプ等)」が21.0%、3位は「裏布なしオールコートタイプ」が19.0%だった。男女別では、男性の1位が「背抜きタイプ」(36.7%)だったのに対し、女性の1位は「その他(使い捨てタイプ等)」(31.3%)と傾向が分かれた。


入手ルートについては、1位「ホームセンター」(38.7%)、2位「100円ショップ・コンビニ」(19.7%)、3位「作業用品店(ワークショップ等)」(9.3%)となり、上位3位の実店舗で67.7%を占めた。「Amazon、楽天市場のようなショッピングサイト」や「メーカー直営のECサイト」を合わせたインターネット経由の購入は9.4%にとどまった。総務省の「家計消費状況調査年報(令和7年)」では2025年の2人以上の世帯におけるネットショッピングの利用率が56.9%となっているが、作業用手袋は店頭で機能性や付け心地を確かめて選ばれる傾向がうかがえる。
防災用の常備なしが約半数、備蓄手袋は軍手が最多



防災のために手袋を常備しているかを尋ねた項目では、「防災のための常備はしていない」という回答が49.7%に達した。この割合は2024年が42.3%、2025年が51.3%となっており、直近3年間は4〜5割台で推移している。

常備している手袋の種類としては、「軍手」が22.0%で最も多く、「背抜きタイプ」が6.7%で続いた。軍手は安価で汎用性が高いものの、ガラスや金属、刃物などの鋭利な物体による切り傷を防ぐ耐切創性や防水性は備わっていない。

防災用に手袋を常備している151名を対象に重視する点を聞いたところ(3つまで回答)、1位は「丈夫さ・耐久性」(42.4%)、2位は「価格」(29.8%)、3位は「滑りにくさ・グリップ力」(19.9%)となった。耐久性が求められながらも、実際には軍手の常備が多い現状が浮き彫りとなっている。
使用時の悩みは蒸れが最多、似合う有名人はヒロミさんが9年連続首位

作業用手袋を使う際に困っていることとしては、「汗で手が蒸れる」(24.7%)が最多となった。次いで「破れたり、汚れたりしてすぐに使えなくなる」(14.7%)、「細かい作業ができない」(10.0%)が挙げられた。自由回答では、こまめな着脱や交換のほか、内側にビニール製や布製の手袋を重ねる工夫や、指先をカットして使うといった対処法が寄せられた。
また、「作業用手袋が一番似合うと思う有名人・芸能人」を自由回答で聞いたところ、ヒロミさんが2位に20票以上の差をつけて9年連続の1位を獲得した(2023年は別テーマで調査実施したため2017年からの通算)。テレビ番組のDIYや農作業の場面での印象が定着しているとみられる。

なお、東和コーポレーションは「働く手袋」への関心を高める目的で、10月29日を「てぶくろの日」として2010年に制定している。日本手袋工業組合(香川県東かがわ市)が制定している「手袋の日」は11月23日となっている。

株式会社東和コーポレーションについて
株式会社東和コーポレーションは、福岡県久留米市に本社を置く作業用手袋の総合メーカー。農林水産業、各種製造業、運送業から家庭向けまで各種手袋やゴム工業用品の製造・販売を手掛けている。
- 社名:株式会社 東和コーポレーション
- 代表者:渡辺 聡
- 本社:福岡県久留米市津福本町227
- 創業:1947年
- 資本金:5500万円
- 売上高:56.2億円(2025年度)
- 従業員数:140名(2026年4月1日現在)
- 公式サイト:https://www.towaco.co.jp
【調査概要】
- 調査名:「てぶくろの日 記念アンケート調査2026」
- 調査手法:インターネット調査
- 調査時期:2026年8月
- 調査対象:全国の15~79歳の男女300名(事前調査で、この1年以内に作業用手袋を使用または購入し、かつその主な用途が「一般的な家事」以外と回答した人。事前調査の段階で「軍手」を選んだ人を除く)
本記事は株式会社東和コーポレーションの発表をもとに作成されています。
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