石川県白山市が災害用トイレトラックを令和9年3月に導入へ 寄附呼びかけ
石川県白山市は、災害用トイレトラックを約2,930万円で令和9年3月に導入する。導入費用のうち500万円を目標に設定し、10月20日(火曜)から12月20日(日曜)までの期間、クラウドファンディングなどの方法で寄附を募る。平時には市のイベントなどで使用し、災害時には他の自治体へ派遣して支援を行う方針だ。
導入するトイレトラックの設備と役割
導入が予定されているトイレトラックは、4つの個室と車いすリフト付きの多目的トイレ1室の計5室を備える。太陽光発電システムも搭載しており、清潔で明るいトイレ環境を提供する。
平時には白山市内のイベント等での活用を想定しているほか、災害発生時には被災した他の自治体へ派遣し、地域を越えた相互支援に役立てる。
個人および企業からの寄附受け付け
寄附の受付は、個人向けと企業向けでそれぞれ異なる形式が用意されている。
個人の場合は返礼品のない「ふるさと納税型クラウドファンディング」となり、控除上限額内であれば寄附額から2千円を引いた額について税控除を受けることができる。決済方法はクレジットカード、銀行振込、コンビニ支払から選択可能で、10万円以上の寄附者には別途、感謝状が贈られる。
企業からの支援は本社の所在地によって区分される。白山市内に本社がある企業は損金算入による節税効果が見込まれ、受付窓口は危機管理課が担当する。市外に本社を置く企業は「企業版ふるさと納税」の対象となり、最大9割の税額控除が受けられる仕組みで、事前の連絡先はSDGs・地方創生推進室となる。企業版ふるさと納税は10万円以上の寄附が対象で、100万円以上の場合は別途、感謝状が贈呈される。
車両後部への名前掲載特典とネットワークへの参画
1万円以上の寄附を行った個人や企業は、希望により災害用トイレトラックの車両後部へ名前や企業名を掲載できる。寄附額に応じた掲載サイズは以下の通りとなっている。
- Sサイズ:1~3万円(7×1.5cm)
- Mサイズ:5万円(25×2.5cm)
- Lサイズ:10万円(30×4.5cm)
- XLサイズ:30万円(40×5.5cm)
- XXLサイズ:50万円(50×6.5cm)
- XXXLサイズ:100万円(60×8.0cm)
支援者の数によりレイアウトや掲載サイズが変動する場合があるほか、30万円以上の寄附ではデータ支給を条件に商標などのデザイン掲載にも対応する。
あわせて白山市は、災害発生時に自治体間で車両を融通し合う枠組みである「災害派遣トイレネットワーク」にも参画するとしている。
本記事は石川県白山市の発表をもとに作成しています。
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