日本の温泉専門家がハンガリー・チェコで「温泉文化」を発信!
国際交流基金、ハンガリーとチェコで日本の温泉文化を発信する対話・交流事業を実施


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国際交流基金(JF)ブダペスト⽇本⽂化センターは、2026年9月に「温泉」をテーマとした⽇本と中東欧との国際対話・交流事業を実施しました。温泉作家の山崎まゆみさんを⽇本から招き、ハンガリーとチェコの温泉地を訪問しました。現地の専門家との意見交換や一般公開セッションを通じ、⽇本の「温泉⽂化」の発信や取材が行われました。
背景と事業の狙い
2025 年 11 月に⽂化庁の⽂化審議会が「温泉⽂化」をユネスコ無形⽂化遺産の新規提案案件の一つに選定し、自治体や温泉関連団体、観光業界が連携して登録に向けた取り組みを進めています。外国人観光客によるインバウンド需要の高まりも背景に、日本固有の文化としての保護や海外への紹介が活発化しています。本事業はこうした関心の高まりを受けて企画されたもので、一般公開レクチャーによる文化発信に加え、ハンガリーやチェコの専門家との対話を通じた国際的なネットワーク構築を目指しました。
ハンガリーでは、ローマ時代の浴場遺跡が残るアクインクム遺跡や、19 世紀に⽂化人の社交場として親しまれたルカーチ温泉、セーチェーニ温泉などを視察しました。ブダペストのセーチェーニ温泉では一般公開セッションが開催され、「旅館」を切り口に⽇本の「温泉⽂化」を紹介したほか、同市の温泉施設を運営するBudapest Spasの代表など現地の専門家や実務家と意見交換を行いました。参加者からはテーマ設定や日本の生活に関する学びについての声が寄せられたほか、日本の温泉が基本的に熱いことに対する関心も示されました。
チェコでは、温泉保養地として知られるカルロヴィ・ヴァリの研究機関を訪問し、医療分野における温泉の活用について専門家への取材や意見交換を実施しました。また、プラハの在チェコ⽇本国大使館広報⽂化センターでは、一般公開レクチャーを開催し、⽇本の「温泉⽂化」の魅力を紹介しました。ブダペストとプラハのイベントはいずれも満席となり、質疑応答でも活発に質問が交わされました。
山崎まゆみさんは、共通の関心事である温泉をテーマに互いを認め合い心を共にできた経験を振り返り、「そうして得たものは⽇本の皆さんにも共有し、『温泉』を介した中東欧との交流が始まるようにお手伝いをしたく思います」と述べています。

事業概要

- 事業名称:温泉を通じた⽇本・中東欧専門家対話事業
- 主催:国際交流基金(JF)ブダペスト⽇本⽂化センター
- 開催⽇程:2026年9月23⽇(水)18時~20時(ブダペスト)、2026 年9月25⽇(金)18時~20時(プラハ)
- 会場:セーチェーニ温泉(ブダペスト)、在チェコ共和国⽇本国大使館広報⽂化センター(プラハ)
- 共催:Budapest Spas(ブダペスト)、在チェコ共和国⽇本国大使館(プラハ)
本記事は国際交流基金(JF)ブダペスト⽇本⽂化センターの発表をもとに作成しました。

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