赤坂に地域野菜が主役のnon è らーめんが2026年10月26日オープンへ
東京都世田谷区に本社を置く株式会社 Go beyond vegetableと株式会社みんなのは、2026年10月26日(月)、東京農業の発信拠点「東京農村」(東京都港区赤坂3-19-1)の1階に「non è らーめん」をオープンする。同店は地域の農家から直接仕入れた旬の野菜を中心に提供し、食べる人が畑や生産者に出会う入口となる飲食店を目指すとしている。
背景にある野菜摂取量と小規模農家の減少
店舗オープンの背景には、野菜の消費量低下や小規模農家の減少がある。厚生労働省の「令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、成人1日あたりの野菜摂取量は平均256.0gで、目標の350gを約100g下回り、2015年をピークに減少が続いている。また、総務省の「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年平均」では生鮮野菜の価格が2025年に前年比6.4%上昇し、4年連続の値上がりとなった。

一方で生産現場でも、農林水産省「2025年農林業センサス結果の概要(確定値)」において、この5年で全国の農業経営体は23%減少し、20ha以上の大規模経営が農地の半分を占める状況となっている。全国14都道府県の作り手を訪ねてきた株式会社 Go beyond vegetableは、少量多品目を育てる小さな農家の減少に危機感を持ち、日常的に親しまれるラーメンを通じて野菜の魅力を届ける取り組みを始める。




店舗の特徴と循環型の取り組み
「non è らーめん」では、実際に畑を訪れて仕入れた旬の野菜を中心に料理を構成する。夜間には専用カウンターを設けて旬野菜をつまみにお酒を飲む「野菜の角打ち」を行い、週に一度は野菜を育てた農家自身がカウンターに立つ場も用意される。
また、厨房では野菜を使い切る工夫を取り入れる。皮や切れ端を水に浸してデトックスウォーターとして提供するほか、出汁にも活用する。残ったスープや調理油は捨てずにコンポストで堆肥化して畑へ還す。さらに、農家と生活者が野菜を通じてつながる「CSAループ」にも参加し、循環型の店づくりを進める。
看板メニューの「お野菜と塩麹のらーめん」は、店主と親交のある作り手の野菜を中心に一杯あたり15種類以上を使用する。素材に合わせて生のまま、焼く、茹でる、揚げるなど個性を引き出す調理法を採用した。スープは野菜の出汁に塩麹、干し椎茸、昆布、鰹、あご、めかぶ、椿茶などをブレンドし、麺は北海道産小麦「ゆめちから」「きたほなみ」に全粒粉を合わせた特注細麺を使用している。


価格はランチが1,181円(税抜)で、夜は小鉢付きで1,400円(税抜)となる。同メニューは、株式会社みんなのの代表取締役である大越昭彦氏が前身の「野菜と酒 Sprout」で約3年間、数量限定で提供してきた経緯がある。また、株式会社 Go beyond vegetable代表取締役の舛田麻友美(旧名 脇坂)氏は、一杯のラーメンを入口に生産者の物語を届け、消費者が食に関心を持つきっかけにしたいと述べている。



店舗および関連概要
店舗および運営会社の概要は以下の通り。
店舗概要
- 店名:non è らーめん
- 所在地:東京都港区赤坂3-19-1 東京農村 1階
- 営業時間:平日 ランチ12:00〜14:00、ディナー16:30〜 23:00(スープが無くなり次第終了) / 土曜 12:00〜22:00
- 定休日:日・祝(月・第二土曜はディナーのみ)
株式会社 Go beyond vegetable 概要
- 代表取締役:舛田麻友美(旧名 脇坂)
- 設立:2026年8月31日
- 所在地:東京都世田谷区下馬1丁目42番23号
- 事業内容:飲食店の運営、野菜・生産者に関する企画・プロデュース、レシピ開発、商品開発
本記事は株式会社 Go beyond vegetableの発表をもとに作成。
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