罠シェアリングの罠ブラザーズがサービスを刷新 年間通じた狩猟追体験を提供
土とデジタル、株式会社山学ギルド、食季cafe展が共同で運営する罠シェアリングコミュニティ「罠ブラザーズ」は、提供サービスやコミュニティの在り方、デザインをフルリニューアルしました。年間を通して罠のオーナーとして山や狩猟に触れられるよう提供内容を見直し、新たな料金プランの提供を開始しています。

狩猟からジビエ食までを追体験する仕組み


罠ブラザーズは、街にいながら罠シェアリングを通じて狩猟からジビエ肉を食べるまでの過程を追体験できるサービスです。入会後に猟師や罠設置エリアを選択すると、猟師による日々の見回り状況や山の様子、狩猟に関するコンテンツが写真や動画でコミュニティに届きます。

罠に動物が捕獲された際はLINEで通知され、捕獲された鹿肉は丁寧に処理された後にオーナーへ届けられます。1頭の肉をコミュニティメンバー同士でお裾分けする仕組みを取り入れており、自身の選んだエリアで獲物がかからなかった場合でも肉が分配されます。
提供される肉は、近距離の猟師との連携と迅速な処理により品質を保っているほか、捕獲した個体情報を1頭ずつ記録してトレーサビリティを確保しています。精肉済みの状態で届くため調理がしやすく、レシピの公開やLINEでの相談対応も行っています。
年間を通じた新プランと会員特典
リニューアルに伴い、継続的に山や狩猟に関わることができる新プランが設定されました。会員は罠設置エリアの選択権や毎日の罠見回り報告、note有料マガジン「猟師の日誌」の無料配信、各種コンテンツ配信などのサービスを受けられます。
プランと料金は以下の通りです。

- スタンダードプラン(3ヶ月に1回鹿肉を配送):年額47,760円(月額3,980円)
- ファミリープラン(2ヶ月に1回鹿肉を配送):年額66,000円(月額5,500円)

また、年払いで参加したオーナーには、鹿以外のジビエや希少部位のプレゼント、現地体験ツアー参加費の10,000円割引といった特典が用意されています。


2020年に活動を開始した罠ブラザーズは、2022年に公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」を受賞しました。これまでに累計400人以上が罠オーナーとして参加しており、サービスをきっかけに猟師になった人も生まれています。
2023年からは長野県上田市で1泊2日のジビエ食体験ツアー「僕たちはどう食べるか ツアー」を展開しており、現地を訪れた人は累計150人以上、そのうち40人以上が再訪しています。
野生の鹿の個体数増加や分布拡大により農林業や生態系への被害が深刻化する中、同サービスは狩猟者の活動支援と課題解決に向けた機会の提供を目指しています。長野県上田市に本社を置く株式会社山学ギルド(代表取締役:川端俊弘)などとともに、都市と自然をつなぐ取り組みを継続していく方針です。
本記事は合同会社土とデジタルの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



