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A Lil Thyme、「Recustomer お試し購入」を導入し、高額なデポジットを預からないレンタル運用を開始

Recustomer、シンガポールの衣類レンタル企業に与信管理の仕組みを提供開始

CATEGORY: ビジネス

購入体験プラットフォームを提供するRecustomer株式会社は、シンガポールでウィンターウェアのレンタルサービスを運営するA Lil Thyme Pte. Ltd.において、「Recustomer お試し購入」を活用したレンタル運用が開始されたと発表しました。

A Lil Thymeは寒冷地へ渡航する旅行者向けに防寒着などを貸し出す事業を展開しており、高額なデポジットを事前に徴収することなく、商品の未返却や破損といったリスクに備える仕組みとして同サービスを導入しました。

導入の背景とレンタル事業の課題

シンガポール発のA Lil Thymeは、寒冷地への旅行者に向けてデザイナーズブランドのコートやジャケット、防寒アクセサリーをレンタルし、旅行前の配送から返却対応、クリーニングまでを一貫して提供しています。年間を通じて温暖な同国では冬物コートを日常的に所有する必要が薄い一方、寒冷地への渡航時には不可欠となるため、レンタルの需要が高まっています。

レンタル事業では商品が一定期間利用者の手元に渡るため、破損や返却遅延、未返却のリスクが存在します。同社はレンタル規約でトラブル発生時の料金を定めていましたが、規約があっても金額を確実に請求・回収できるとは限らないという課題がありました。注文時に高額なデポジットを預かる手法は顧客の負担が大きく利用をためらう要因となるため、顧客体験を損なわずに必要な金額を適切に確保できる仕組みとしてRecustomerの導入を決定しました。

Recustomer お試し購入は、商品の販売価格と同額の与信枠を確保することにより、事前の高額なデポジットなしで未返却や破損時の請求に備える仕組みです。

利用者がレンタルを申し込むとレンタル料とクリーニング代のみが決済され、商品発送前に販売価格と同額の与信枠が確保されます。規約に沿って商品が返却されれば追加請求はなく与信枠は解除されますが、弁償が必要となった場合は確保した与信枠の範囲内で請求を行います。

また、クレジットカードの与信有効期限に対応するため、同社が取得している自動再オーソリ処理に関する特許(第7721200号)を活用しています。システムが与信枠を自動で更新処理するため、数週間にわたる長期レンタルでも手作業を介さずに返却時まで与信枠を保持できます。

運用効率化と今後の展開

与信枠の確保や更新の自動化によりレンタル1件ごとの管理負担が軽減されるため、商品数や利用件数が増加した場合でも業務負担を抑えた運用が可能となります。これによりA Lil Thymeは、商品ラインアップの拡充やサービス改善などの事業成長に向けた取り組みへの注力を目指します。

Recustomerは今回の導入を通じ、試着や試用にとどまらず商品を一定期間貸し出して返却を前提とするサービスへの適用を進めています。今後はレンタル事業者やサブスクリプション事業者に対しても、各社の規約に合わせた設定のカスタマイズを行い、導入を支援していく方針です。

会社概要

Recustomer株式会社の会社概要は以下の通りです。

  • 会社名:Recustomer株式会社
  • 代表取締役:柴田 康弘、辻野 翔大
  • 設立:2017年3月
  • 所在地:東京都中央区銀座5丁目14−1 銀座クイント 8F
  • 事業内容:購入体験プラットフォーム「Recustomer」開発・運営

本記事はRecustomer株式会社の発表をもとに作成されています。

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