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サイバーリンクがFaceMe Securityの新版発表 Axisカメラ単独認証に対応

サイバーリンク株式会社は、AI顔認証セキュリティシステム「FaceMe® Security」の新バージョン8.9.2を発表しました。対応するAxisカメラ上で顔検出から1:N顔認証までを完結できるようになり、映像解析用のワークステーションを必要としないシステム構成を実現しています。さらにクラウド展開やAIエージェント連携、入退場管理機能なども追加され、顔認証システムの導入・保守コストの削減や業務効率化を支援するとしています。

Axisカメラ上での1:N顔認証とクラウド一元管理に対応

今回のアップデートでは、FaceMe Security ACAPアプリにより、対応するARTPEC-9搭載のAxisカメラ上で顔検出から1:N顔認証までの処理を完結できるようになりました。映像解析用のワークステーションが不要となることで、システム構成の簡素化とともに導入・保守コストの削減につながります。

人物登録や認証履歴などは「FaceMe Security Central」で一元管理でき、オンプレミス環境だけでなくAWSのクラウド環境への展開にも対応しました。これにより、多数の店舗を展開する小売チェーンなどでも各店舗の顔認証情報を集中管理できます。また、ネットワーク接続が切断された場合でもカメラ側で顔認証を継続し、復旧後に認証記録を自動同期する仕組みを備えています。カメラ内の人物情報は暗号化され、セキュリティと安定性を確保した運用を支援します。

MCP活用によりAIエージェントとの連携を実現

FaceMe SecurityのAPIがMCP(Model Context Protocol)サーバー経由で利用可能になりました。対応するAIエージェントを活用することで、認証イベントや登録人物情報を自然言語で検索し、取得した記録の整理や要約を生成できます。

これにより、従来の手動による記録検索や確認作業の負担を軽減し、セキュリティ担当者の調査やレポート作成業務の効率化を支援します。なお、MCP経由の操作は読み取り専用となっており、システム内のデータの作成、変更、削除には対応していません。

Face Terminalによる入退場管理と在場状況の把握

Face Terminal端末を利用して施設への入場や退場を記録する機能も追加されました。1台のデバイス上で「入室/退室」を選択して顔認証を行う方法のほか、複数台を入室用と退室用に固定設定する運用や、IN/OUTカメラの切り替えに対応しています。

管理者は現在の在場者や滞在時間、過去の入退場履歴を一元管理でき、履歴のCSVまたはHTML形式での出力も可能です。工場やデータセンターでの訪問者管理やBCP対策としての在場確認、イベント会場や各種施設での受付・入退場管理への活用が見込まれています。

人物グループ共有などの機能拡張と今後の展望

このほか、VIP、従業員、訪問者、ブロックリストといった人物情報を複数のFaceMe Security Central間で共有・連携する機能や、Check-inアドオンでチェックイン画面の背景に任意の動画を設定できる機能拡張も行われました。

サイバーリンク Computer Vision事業部 社長のメイ・グー(Mei Guu)氏は、対応するAxisカメラ上での1:N顔認証の実現によりシステム構成の柔軟性と導入のしやすさが向上したとし、AWSクラウド展開やAIエージェント連携、入退場管理などの機能強化を通じて、複数拠点の管理から日常的なセキュリティ業務まで効率的な運用を支援すると述べています。

FaceMe® Securityは、顔認証による入退室管理やドア・電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画などの機能を備えたパッケージソリューションです。角度のついた状態や遠距離、マスクやヘルメット着用時の認証にも対応しています。

  • FaceMe® Security 製品情報: https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/security/overview
  • FaceMe® Security 機能詳細: https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/security/features
  • サイバーリンク公式HP: https://jp.cyberlink.com

本記事はサイバーリンク株式会社の発表をもとに作成されています。

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