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デルタ航空、羽田発アトランタ便に手荷物再預け入れ不要のサービスを導入

デルタ航空は、東京国際空港(羽田空港)発アトランタ国際空港(ATL)行きの便に「シームレス・バゲージ・トランスファー」サービスを導入した。羽田空港から渡米する利用者の乗り継ぎ手続きを軽減し、スムーズな移動の実現を目指す。

米国到着時の手荷物再預け入れが不要に

このサービスは、国土交通省、東京国際空港ター民株式会社、米国の国土安全保障省の税関・国境取締局(CBP)との連携により実現した。羽田からアトランタ経由で乗り継ぎ便を利用する場合、米国到着時に預け入れ手荷物を受け取って再度預け直す必要がなくなり、そのまま乗り継ぎ便の搭乗ゲートへ進むことができる。

先進的なX線検査技術を活用し、手荷物は羽田空港で検査された後、航空機の到着前に米国税関・国境警備局(CBP)による安全確認が行われる。これにより預け入れ手荷物は最終目的地まで自動的に輸送され、乗り継ぎ時間を最大25分短縮できるとしている。

羽田空港で初導入、国内各地からの乗り継ぎにも対応

羽田空港で「シームレス・バゲージ・トランスファー」を導入するのは、デルタ航空が初めての航空会社となる。

同サービスは、羽田-アトランタ間の直行便の利用者だけでなく、日本国内やその他の都市から羽田経由でアトランタ行きの直行便に乗り継ぐ利用者にも適用される。米国での乗り継ぎに伴う手続きが軽減されることで、手荷物受け取り所や保安検査での待ち時間が減り、乗り継ぎ空港での快適性や利便性の向上が図られる。

米国本土の直行便就航都市へ順次拡大予定

デルタ航空は、アトランタ空港に加え、羽田から直行便を運航している米国本土の空港にて順次同サービスを開始する予定としている。

アトランタ空港は世界で最も利用者の多い空港であり、デルタ航空にとって最大のハブ空港となっている。同社はアトランタ空港から世界215都市へ、ピーク時には1日約1,000便を運航している。羽田空港からは、アトランタのほか、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス、シアトル、ホノルルへの直行便を毎日運航している。

大韓航空との連携による仁川経由のルートも展開

デルタ航空と大韓航空は、2025年8月にソウル・仁川国際空港(ICN)-アトランタ空港間で同サービスを開始し、その後ミネアポリス、デトロイト、シアトル、ロサンゼルス線にも拡大した。

大韓航空との共同事業(ジョイントベンチャー)提携により、利用者の選択肢が広がっている。大韓航空は日本国内15都市と仁川空港を結ぶ路線ネットワークを運航しており、日本の地方都市から仁川経由でこれら5つのハブ空港行きの便を利用する場合も、最終目的地まで手荷物の受け取りと再預け入れが不要となる。

デルタ航空は世界の主要空港で同サービスの導入を進めており、アジア太平洋地区では今月、シドニー国際空港(SYD)―ロサンゼルス国際空港(LAX)間で運用を開始した。

本記事はデルタ航空の発表をもとに作成。

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