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津軽海峡フェリー、国交省SSS大賞で特別賞受賞 chaintopeのAI活用

津軽海峡フェリー株式会社(北海道函館市、代表取締役社長:柏木 隆久)は、国土交通省海事局が実施する令和8年度「船員安全・労働環境取組大賞(SSS大賞)」において、「船員安全・労働環境取組特別賞」を受賞した。株式会社chaintope(福岡県飯塚市、代表取締役CEO:正田英樹)が開発・提供する「Chaintope Greeners」を導入した「AI・DXを活用したISM連動型ヒヤリハット情報管理システムによる船員災害防止と安全対策強化、船員労働環境向上の取組み」が対象となった。同サービスにおいて、旅客船・フェリー業界における初の導入事例となる。

ISMとAIを連携した安全管理の高度化

船員安全・労働環境取組大賞は、第12次船員災害防止基本計画の取り組みの一環として実施されている表彰制度で、略称の「SSS(トリプルエス)大賞」は「Award for Safety and Smart Environment for Seafarers」を意味する。船員の安全や労働環境向上に関する取り組みの普及啓発などを目的としており、令和8年度は大賞1件、特別賞3件が表彰された。

津軽海峡フェリー株式会社では、2026年1月より「Chaintope Greeners」を活用した安全運航の高度化を進めている。船舶と陸上部門が安全管理システム(ISM)とAIを活用したヒヤリハット情報管理を連携させ、リアルタイムに安全情報を共有する仕組みを構築した。ヒヤリハット情報を電子化して蓄積するだけでなく、AIによる原因分析や是正措置の立案・実施、船舶と陸上部門間の情報共有を通じて、安全管理のPDCAを継続的な改善につなげている。津軽海峡フェリー株式会社によると、原因分析から是正措置、水平展開までの一連の安全活動につなげている点が評価されたとしている。

Safety-IIの視点と組織的な知見の共有

今回の取り組みでは、事故防止に加え、日常の安全な運航から得られる知見を安全管理に活かす「Safety-II」の考え方も取り入れられている。「Chaintope Greeners」は、事故につながるおそれのあるヒヤリハットだけでなく、日常運航における「うまく機能している行動」や「安全につながっている判断」を組織の知見として収集・蓄積することを目指している。

AI分析を通じてヒヤリハットの発生傾向や注意すべきポイントを可視化し、過去の類似事例や対応内容を参照できる環境を整備することで、現場の適切な安全判断を支援する。個人の経験に依存しがちな判断を組織全体で共有・活用し、現場業務の対応力を底上げする情報基盤として機能させている。

今後の展開

株式会社chaintopeは今後も津軽海峡フェリー株式会社の安全管理を支援し、情報の収集・分析・共有から次の行動へつなげるサイクルの定着を図る方針だ。今後は蓄積された情報の活用に加え、ヒヤリハット報告に対するポイント付与などのインセンティブ設計を通じて、安全への貢献行動を後押しする仕組みの構築を目指すとしている。

さらに同社は、海運業界における安全運航と労働環境向上を支えるとともに、建設や物流など安全管理が求められる現場業務を持つ企業への「Chaintope Greeners」の展開を進める方針を示している。

  • 問い合わせ先:株式会社chaintope(E-mail:info@chaintope.com、担当:村上)

本記事は株式会社chaintopeの発表をもとに作成されています。

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