エムティーアイがWERIMO提供へ 屋外安全管理向け法人気象アラート
株式会社エムティーアイは、雨や雷、熱中症などの気象情報を確認でき、危険の接近をアラートで知らせる法人向け気象アラートサービス『WERIMO』を10月19日(月)より提供開始します。屋外で活動する場面での利用を想定しており、まずはゴルフ場への導入を進めます。
同サービスは、登録地点周辺の気象情報をパソコンやスマートフォンで確認できるほか、雷雲などの接近を自動で検知して警報音やプッシュ通知で知らせるシステムです。管理室スタッフとコース上のスタッフが同じ情報を共有し、プレーの中断や避難誘導などの迅速な状況把握を支援します。
開発の背景とゴルフ場での課題
ゴルフ場では、落雷や急な大雨、猛暑といった気象変化を早期に把握し、来場者やスタッフの安全確保に向けた対応が求められています。特にコース上では管理室と離れた場所でスタッフが業務にあたるため、施設内での速やかな情報共有が重要視されていました。
一方で、スタッフとの意見交換のなかでは、同じ気象情報を共有できる仕組みを整えたいものの、導入コストや運用の手間が負担になっているという声が寄せられていました。そこで同社は、ゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』や航空気象サービス『3DARVI』など、20年以上にわたる気象サービスの提供で培った配信基盤を生かし、使いやすさと導入しやすい料金体系を両立したサービスとして開発しました。

『WERIMO』は、担当者が登録した地点を中心に、雷や雨、熱中症、雹、気象警報などの情報をひとつの地図上に集約して表示します。
管理室で施設全体を確認するパソコン向け管理画面と、コース上のスタッフが利用するスマートフォンアプリが追加料金なしの標準セットとして提供されます。両方で同じ気象情報やアラート通知をリアルタイムで確認できるため、施設内で一貫した対応を取ることが可能です。
サービスに搭載されている主な機能は以下の通りです。
- 登録地点周辺の気象情報の確認:ゴルフ場やコース上の任意ポイントなど、複数地点を登録してアラート対象の気象情報を確認可能
- 総合気象マップ:雷、雨、熱中症、雹、気象警報などをひとつの地図上に重ねて表示し、予測情報の推移もアニメーションで確認可能
- 雷ライブマップ:落雷や雷雲の接近状況をリアルタイムで表示し、到達予測時間の確認や危険接近時の警報音・プッシュ通知に対応
- アラート通知:地点ごとに気象の種類や範囲、条件を設定し、条件に応じた自動通知を実施
- ライブカメラ:拠点に設置されたライブカメラの映像を通じて現地の空模様を目視で確認
- パソコンとスマートフォンでの情報共有:管理画面とスマートフォンアプリを標準セットで提供し、スタッフ間での迅速な共有を支援
雷や雨などの気象変化への備えは、ゴルフ場だけでなく、建設・土木の現場や学校、屋外イベントなど、屋外で活動する様々な業界でも求められています。
株式会社エムティーアイは今後、各業界のニーズ把握を進め、表示情報やアラート条件のカスタマイズを通じて、ゴルフ場以外の業界への導入も進めていく方針です。
本記事は株式会社エムティーアイの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



