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学校法人片柳学園、スクールバス混雑緩和へ イマロケ 運用開始

学校法人片柳学園は、株式会社昭文社ホールディングスおよびOrganon株式会社と連携し、東京工科大学(八王子キャンパス)と日本工学院八王子専門学校のスクールバス混雑緩和を目的として、新ロケーションサービス「イマロケ」の運用を開始します。リアルタイムな運行状況の可視化により学生の利便性向上を図るほか、収集データと図書館の混雑状況を活用した学内混雑度の相関検証も行われます。さらに、将来的な自動運転研究への活用を視野に入れた産学連携の共同研究としても展開される方針です。

学校法人片柳学園(本部:東京都大田区)が運営する東京工科大学(八王子キャンパス)および日本工学院八王子専門学校では、多くの学生がJR八王子駅と八王子みなみ野駅から運行される専用スクールバスを利用しています。講義が集中する朝の時間帯にはバス停の行列による待ち時間の増大が学生の負担となっているほか、通行者への影響など地域との共生面でも課題となっていました。

こうした状況を受け、地域住民の住み良い街づくりへの貢献と快適な教育環境の構築を目指し、代表取締役社長を黒田 茂夫が務める株式会社昭文社ホールディングス(本社:東京都千代田区)が提供する「イマロケ」(https://next.mapple.co.jp/imaroke)の導入が決定しました。代表取締役を總山 雄一が務めるOrganon株式会社(本社:東京都渋谷区)とともに、高度な地図情報技術と位置情報ソリューションを活用して運行の最適化と情報提供を行い、混雑緩和を目指します。また、東京工科大学と同2社は学内図書館における混雑度可視化の実証実験も共同で実施しており、スクールバスと図書館の混雑度の相関性なども検証する予定としています。

今回の取り組みでは、すべてのスクールバスに「イマロケ」を搭載したタブレット(アプリ搭載デバイス)を設置し、以下の施策を実施します。

  1. 運行状況の「見える化」と変更の多いバス時刻表のリアルタイム確認

学生はスマートフォンやタブレットの地図画面から、走行中のバスの台数や位置、特別ダイヤを含む時刻表をリアルタイムで確認でき、待ち時間や列の進み具合を事前に把握できます。

  1. データに基づく機動的な増便体制の構築

収集された走行データを分析して混雑のピークタイムや遅延が発生しやすい箇所を特定し、状況に応じた臨時便の投入や配車間隔の調整を効率的に行います。

  1. 他駅利用への「行動変容」を促進

JR八王子駅が著しく混雑している場合、アプリを通じて八王子みなみ野駅からのバス利用など他ルートへの分散を促し、特定バス停への集中を回避します。

これらの取り組みにより、待ち時間のストレス軽減や登校時間の予測精度向上といった学生の利便性向上、駅前での滞留人数削減による公共スペースの混雑抑制、デジタル技術を用いたスマートキャンパスの実現といった効果が期待されています。

自動運転研究への展開と産学連携

東京工科大学では、2025年4月から自動運転研究の第一人者である須田 義大教授を招聘し、スクールバスの自動化に向けた取り組みを進めています。今回の取り組みで取得される各種走行データは自動運転技術の研究開発に活用することも視野に入れており、東京工科大学、株式会社昭文社ホールディングス、Organon株式会社による産学連携の共同研究として発展させていく予定です。

東京工科大学・未来モビリティ研究センター長の須田 義大教授は、学生と教職員合わせて1万人ほどが通学・通勤し、運賃収受が不要で2扉を利用してスムーズに乗降できるスクールバス26台の高頻度運行について触れ、「MaaS(Mobility as a Service)や自動運転の活用に際して、全国に先駆けて実証実験ができる貴重な環境であり、今回の取組は今後のモビリティ社会の高度化に役立つ貴重な取り組みとして期待しています」とコメントしています。

本記事は学校法人片柳学園の発表をもとに作成しています。

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