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佐賀の名勝・九年庵で秋の一般公開が11月14日から開催へ 演奏会や呈茶も実施

佐賀県神埼市にある国の名勝「九年庵」において、2026年11月14日から11月29日まで秋の一般公開が開催される。昨年に引き続き公開期間を16日間に拡大し、紅葉や苔、茅葺屋根が織りなす景観を公開する。期間中には多彩な音楽演奏会や嬉野茶のふるまいのほか、和菓子の販売やキッチンカーの出店なども行われる。

公開概要と交通案内

一般公開は午前8時から午後4時まで実施される。観覧料は高校生以上が一人につき1,000円で、障がい者手帳又は指定難病医療受給者証の所持者は無料となる。県外在住の希望者は、一人につき寄附額4,000円の現地決済型ふるさと納税での観覧も可能となっている。

会場までのアクセスは、JR長崎本線神埼駅からタクシーや路線バスの利用で約10分、長崎自動車道高速神埼バス停下車で徒歩約15分、長崎自動車道東脊振ICから車で約10分となる。

一般の来場者向けの駐車場として、旧ホテル神埼温泉跡地臨時駐車場(駐車料金500円)が設けられるほか、土日祝日には吉野ケ里公園臨時駐車場(駐車料金500円)も利用可能で、吉野ケ里公園臨時駐車場からは無料シャトルバスが運行される。なお、九年庵前の駐車場は利用できず、仁王門からの仁比山神社参道は期間中の午前7時30分から午後5時まで車の乗り入れが不可となる。仁比山公園駐車場は身体障がい者手帳の提示で利用できる。

団体のバスについては仁比山公園駐車場で下車後、王仁博士顕彰公園へ移動して待機する形をとる。駐車料金は1台あたり普通車が500円、マイクロバスが2,000円、大型バスが3,000円となる。

多彩なジャンルが揃う九年庵 演奏会

期間中の特定日には、各日午前11時~と午後2時~の2回にわたり「九年庵 演奏会」が開催される。

  • 11月14日(土曜日):赤熊太鼓保存会(太鼓演奏、雨天中止予定)
  • 11月15日(日曜日):佐藤 和哉(篠笛演奏)
  • 11月21日(土曜日):佐賀モダンJAZZオーケストラ(JAZZ演奏)
  • 11月22日(日曜日):吉岡 美湖(アコーディオン演奏)
  • 11月23日(月曜日・祝日):アルモニア管弦楽団(管弦楽演奏)
  • 11月28日(土曜日):望月 美都輔(横笛演奏)
  • 11月29日(日曜日):大坪 俊樹(サクソフォン演奏)

茶のふるまいと佐賀の銘菓・フードブース

11月14日から11月23日までは九年庵に隣接する仁比山神社境内で呈茶(和菓子付き)が実施され、11月24日から11月29日までは九年庵でお茶の準備とともに日替わりの老舗和菓子の販売が行われる。出店予定の銘菓店舗は以下の通りで、販売予定商品は変更になる場合がある。

  • 髙橋餅本舗 福屋
  • 大原老舗 佐賀
  • 甘陣屋

また、会場には多彩なキッチンカーが並ぶフードブースも設けられ、焼き芋や和スイーツ、ベビーカステラやりんご飴などが揃う。キッチンカーは日替わりで3~4店舗ずつ出店する予定で、出店情報は公式Webサイトや九年庵の公式Xにて案内される。

名勝「九年庵」の歴史と周辺散策

九年庵は、佐賀の近代化に貢献した実業家・伊丹文右衛門、弥太郎親子によって明治時代に築かれた庭園である。神仏分離令で廃寺となった仁比山護国寺の跡地を文右衛門が取得して1892年に別邸を建て、弥太郎が1900年から9年の歳月をかけて庭園を築造した。作庭は久留米市誓行寺の住職・阿理成が手がけた。1960年には実業家の倉田泰蔵氏が取得して改修を行い、1983年に佐賀県が所有したのち、1995年に国の名勝に指定された。

九年庵の周辺には、1300年の歴史を持つ仁比山神社や仁比山地蔵院、佐賀県史跡である伊東玄朴旧宅、仁比山神社仁王門、日帰り入浴施設のもみじの湯、仁比山公園などの散策スポットが点在している。

本記事は九年庵秋の一般公開 公式サイトの発表をもとに作成。

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