脳卒中や交通事故の後遺症、地域でどう支える?「高次脳機能障害」を考える講演会を11月1日開催
京都で第30回脳外傷・高次脳機能障害リハビリ講習会が26年11月1日に開催へ CATEGORY: ライフスタイル
脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会 京都実行委員会は、2026年11月1日に京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都で第30回 脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会を開催します。会場とオンラインのハイブリッド形式で行われ、参加費は無料です。
高次脳機能障害は脳卒中や交通事故などをきっかけに発症し、全国の患者数は約23万人と推計されています。外見からは分かりにくいことから「見えない障害」とも呼ばれ、支援を受けにくい現状があるなか、2026年4月の高次脳機能障害者支援法施行を節目として、障害への理解と地域共生の在り方を考える場として実施されます。
専門医による特別講演とシンポジウムを実施

当日は二部構成でプログラムが進行します。
第一部の特別講演では、国立障害者リハビリテーションセンター 顧問の医師である深津玲子氏が「住み慣れた街で暮らすために知ってほしいこと」と題して登壇します。座長は、御所南リハビリテーションクリニック 医師で実行委員長を務める武澤信夫氏が担当します。深津氏は東北大学医学部を卒業後、同大神経内科や宮城病院神経内科部長などを経て、2006年より国立障害者リハビリテーションセンターに勤務し、2022年4月より現職に就いています。

第二部では「住み慣れた地域で、その人らしく暮らし続けるために~高次脳機能障害支援法が目指す地域共生とは~」をテーマにシンポジウムが開催されます。高次脳機能障害当事者会アンサーズ、高次脳機能障害支援 家族会 里やま、京都府 高次脳機能障害者支援センター、京都市 高次脳機能障害支援課がシンポジストとして参加します。司会は、京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院 看護師の八木由紀氏と、京都市域京都府 地域リハビリテーション支援センター コーディネーター・作業療法士の森本雅之氏が務めます。
開催の背景と実行委員長コメント
実行委員会は2008年に当事者団体や医療・福祉関係者らで発足し、一般社団法人日本損害保険協会の助成を受けながら講座を開催してきました。今回の第30回開催を記念し、2008年の発足からの足跡をまとめた記念誌も発行されています。
実行委員長の武澤信夫氏は、2026年4月の高次脳機能障害者支援法施行により支援体制の充実が期待されている点に触れ、医療や福祉関係者、当事者や家族、行政など多様な視点から、京都における地域共生の在り方を来場者とともに考えていく姿勢を示しています。

開催概要と参加方法
- 日時:2026年11月1日(日)13:00~16:00(開場 12:30)
- 場所:京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都/オンライン
- 会場定員:120名(参加費無料・どなたでも参加可能)
- 主催:脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会 京都実行委員会
- 後援:一般社団法人 京都府医師会、公益社団法人 京都府看護協会、一般社団法人 京都府理学療法士会、一般社団法人 京都府作業療法士会、一般社団法人 京都府言語聴覚士会、京都精神保健福祉士協会、一般社団法人 京都府臨床心理士会、一般社団法人 京都社会福祉士会、公益社団法人 京都府介護支援専門員会、社会福祉法人 京都府社会福祉協議会、社会福祉法人 京都市社会福祉協議会、京都府教育委員会、京都弁護士会、一般社団法人 京都医療ソーシャルワーカー協会、京都地域リハビリテーション研究会、社会福祉法人 京都府社会福祉事業団、京都新聞
- 協力:京都府、京都市

現地参加は事前申込が不要で、直接会場へ来場する形式です。オンライン参加の場合は、専用の申込フォーム(https://forms.gle/Fe2xE6r4iSWervkS7)から手続きが必要となり、締め切りは10月26日(月)です。問い合わせは事務局(京都大原記念病院内、kyoto-koujinou@kyotoohara-gr.jp)で受け付けています。
事務局を務める京都大原記念病院グループは、1981年に大原記念病院(当時)を開院して以来、リハビリ医療を中心に展開しています。2000年には京都府の民間医療機関として初めて回復期リハビリ病棟を導入し、現在は介護施設や在宅医療・介護サービスなどを手掛けています。
本記事は脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会 京都実行委員会の発表をもとに作成しました。

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