チームふくしま、児童養護施設の子と大人が交流する笑うお食事会を郡山市で開催へ
福島県福島市のNPO法人チームふくしま(代表理事:半田真仁)は、2026年12月29日(火)に福島県郡山市の肉と野菜の農家イタリアン Arigatoで、年末チャリティイベント「笑うお食事会」を開催する。この取り組みは2008年から続いており、さまざまな事情により年末年始を施設で過ごす児童養護施設の子どもたちと、地域の大人が交流を深める場となっている。当日は職場体験や食事マナー教室などのプログラムが予定されており、集まった参加費は子どもたちの成人式前撮り費用に充てられる見込みだ。
継続して会える大人とのつながりをつくる背景
年末年始は家族や親戚と過ごす機会が増える時期だが、児童養護施設には家庭への外泊が難しく施設内で年を越す子どもたちがいる。施設の仲間が家庭へ出かけ、普段関わるボランティアも不在になりがちな環境の中で、寂しさを抱える子どもも少なくないという。
こうした中、施設側から「寄付ではなく、継続して会ってくれる大人が欲しい」との声が寄せられたことを機に、2008年から笑うお食事会が始まった。子どもたちと直接顔を合わせ、同じ食卓を囲んで笑い合う時間を通じて、地域の人との継続的な関係づくりを図っている。
職場体験やマナー教室を通じて共に学ぶプログラム
当日は食事を楽しむだけでなく、子どもたちを対象とした職場体験、接遇教室、食事マナー教室などが計画されている。仕事や人をもてなす姿勢に触れる挑戦の機会を提供するとともに、参加する大人にとっても子どもの姿から学ぶ場とする狙いがある。
また、誰かが先に代金を支払い、その思いやりを次の人へ届ける仕組みである「お互いさまチケット」の体験も行われる。これまで同イベントでの出会いをきっかけに養子縁組や就職につながった事例もあるほか、大人が施設や子どもたちへの理解を深める契機にもなっているという。
参加費は成人式の前撮り費用として活用
イベントの参加費は、児童養護施設の子どもたちの成人式前撮り費用に活用される予定となっている。年末の交流を通じた支援を人生の節目を祝う機会へとつなげる方針だ。
主催側は、施設や子どもたちの状況を知ることで社会全体で成長を見守る意識を醸成し、子どもたちが困ったときに頼れる関係性を地域の中に築くことを目指している。
開催概要は以下の通りとなっている。
- イベント名:日本一不親切チャリティイベント「笑うお食事会」
- 日時:12 月 29 日(火) 13:00~17:00
- 場所:肉と野菜の農家イタリアン Arigato(福島県郡山市安積4丁目35 1F)
- 対象:児童養護施設 アイリス学園の子どもたち、ボランティア
- 参加費:12,000円(児童養護施設の子どもの成人式前撮り費用に活用予定)
- 内容:子ども達の職場体験、接遇教室、食事マナー教室、お互いさまチケット体験、お食事会
- スケジュール:13:00 ボランティア集合/事前研修、13:30 子どもたち合流、17:00 解散



本企画に関わる各団体の概要は以下の通り。
採用と教育研究所
- 事業内容:企業の人材育成・研修プログラムの展開、笑うお食事会や成人式前撮り支援などの社会貢献活動
- ホームページ:https://www.saiyoutokyouiku.com/
NPO法人チームふくしま
- 理念:「For next」(次世代のために)
- 主な活動:
- 福島ひまわり里親プロジェクト(2011年5月から開始、全国累計約100万人が参加した復興支援事業、URL: https://www.sunflower-fukushima.com )
- コミュニティフリッジひまわり(2022年2月開始の子育て支援事業、URL: https://himawari-cf.org )
- お互いさまの街ふくしま(お互いさまチケット普及活動、市内導入100ヶ所を目指す、URL: https://sites.google.com/view/otagai-sama )
本記事はNPO法人チームふくしまの発表をもとに作成。
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