なかよし学園とオイスカ浜松国際高校、ルワンダやカンボジアでの国際協働学習を報告
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは2026年10月13日・14日の2日間、静岡県浜松市のオイスカ浜松国際高等学校で「世界とつながる学び」講演会を実施しました。同校が全校単位で取り組む国際協働学習の一環として、8月に教員が現地で実践したルワンダやカンボジアでの授業成果を報告し、ルワンダの子どもたちが描いた手紙を生徒へ手渡しました。あわせて、同団体がEXPO FUTURES AWARD 2026で受賞した賞状とトロフィーを生徒代表へ届ける「なかよし授賞式」も行われました。
教員が現地で授業を実践し文化やスポーツで交流






オイスカ浜松国際高校と同団体は、学校で育てた米や茶、生徒が制作した教材などを海外へ届ける連携を続けてきました。2026年度は6月22日にリーダー研修を実施したほか、平和への願いを込めた千羽鶴や静岡の魅力を紹介するポスター制作などに取り組みました。



8月5日から12日に行われた「ルワンダプロジェクト2026」では、同校の鈴木哲子教諭が現地へ渡航し、静岡紹介ポスターを用いた日本文化交流や千羽鶴を届ける活動、長崎県対馬市の海洋プラスチック問題から生まれた再生素材のディスクを活用した「なかよしアルティメット」の授業などを実践しました。千羽鶴はジェノサイドの記憶を伝えるメモリアルにも届けられました。

また、8月21日から28日にかけて行われた「カンボジアプロジェクト2026」には家庭科教諭の政本ゆかり氏が参加し、海苔や鰹節、せんべい、ふりかけ、おにぎり、日本茶、そばなどを紹介する食文化の授業を行いました。授業後には現地の校長がカンボジアの米粉麺をふるまい、日本の教員側が現地の食文化を学ぶ機会も生まれました。
2日間の講演会で活動を報告し世界の課題を共有
10月13日・14日の講演会では、3年生にはクラス単位、1年生・2年生には学年単位で報告が行われました。なかよし学園代表の中村雄一氏が、現地の写真や映像を交えながら「『届いた!』その次は?――世界とつながり、未来をともにつくる」をテーマに講演しました。
講演では参加型のプログラムも取り入れられ、生徒同士が意見を交わして発表する場面が設けられたほか、9月に活動を行ったウクライナの現状も紹介されました。さらに、ルワンダの子どもたちが描いた手紙が生徒たちへ手渡され、教材や物資を届けるだけでなく、双方向のつながりを実感する教育モデル「CoRe Loop」のPhase 4「Return(還す)」が実施されました。
中村代表は、今回の受賞や手紙の受け渡しについて、生徒たちが世界の子どもたちとともに築いてきた取り組みの成果であるとし、世界とつながった次に何ができるかを今後も一緒に考えていきたい旨を述べています。
万博アワードのグランプリ受賞を生徒へ還元する授賞式
講演前日の10月12日に大阪で開催された「EXPO FUTURES AWARD 2026」において、同団体の「世界の子どもが未来を共創する。いのち響き合う平和教育モデル」が「平和と人権」部門のテーマ特別賞(グランプリ)を受賞しました。
全国50校超の教育機関などと協働してきた成果を支えた高校生自身に還元するため、授賞式で受け取った賞状とトロフィーをオイスカ浜松国際高校へ持参し、生徒代表に直接手渡す「なかよし授賞式」が開かれました。
実施概要
- 事業名:「世界とつながる学び」オイスカ浜松国際高校活動報告・Phase 4フィードバック講演会
- 実施日:2026年10月13日・14日
- 会場:オイスカ浜松国際高等学校(静岡県浜松市)
- 対象:1年生・2年生(学年単位)、3年生(クラス単位)
- 実施団体:特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
- 連携校:オイスカ浜松国際高等学校
本記事は特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの発表をもとに作成しています。
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