株式会社シンク・ネイチャー、COP17に専門家チーム5名を派遣へ
株式会社シンク・ネイチャーは、2026年10月19日(月)よりアルメニア・エレバンにて開催される国連生物多様性条約第17回締約国会議(CBD COP17)に、海外メンバーを含む5名の専門家チームを派遣する。
期間中、同社は主催イベントの実施や農林水産省主催セミナーへの登壇、現地参加者向けブリーフィングなどを行う。ネイチャーポジティブの実現に向けた科学的データエコシステムの共創と、グローバルな知見の共有を牽引していくとしている。
COP17参加の背景と目的
2022年のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMGBF)」の達成に向け、今回のCOP17は各国の進捗を評価する初のグローバル・ストックタケの場として重要な意味を持つとされている。また、ネイチャーポジティブ経営やTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への対応は、日本企業にとっても喫緊の課題となっている。
ネイチャーテックを展開する株式会社シンク・ネイチャーは、世界中の生物分布を網羅した独自データベースやAI分析技術を活用し、企業のネイチャーポジティブ移行を科学的根拠に基づいて支援してきた。今回のCOP17では、単にデータを「消費」する段階から、ビジネスセクターと協働して「循環型データエコシステム」を構築する新たなフェーズへの移行をグローバルに向けて提言する方針だ。
主催イベントと現地参加者向けブリーフィング
同社は、Data to Action Pavilionにおいて主催プレゼンテーションイベントを開催する。テーマは「From Data Consumption to Circulation: Co-Creating Biodiversity Data Ecosystems with the Business Sector」(データ利用から流通へ:ビジネスセクターと連携して生物多様性データ・エコシステムを共創する)であり、生物多様性データの「消費から循環へ」をコンセプトに、ビジネスセクターとの共創によるデータエコシステムの構築について発表や討議を行う。
さらに、現地に参加する日本企業、行政機関、ユースなどを対象としたブリーフィングを連日実施する。COP17の交渉動向やグローバルな生物多様性・自然資本対応のトレンド、日本企業が取るべき具体的アクションについての解説や意見交換を行う予定だ。
主な活動・登壇スケジュール
現地での派遣メンバーによる主な活動スケジュールは以下の通りとなっている。
- 10月21日(水)13:15 – 14:35:農林水産省主催セミナーへの登壇(登壇者:五十里)。日本の農林水産業における生物多様性保全や自然資本活用に関する科学的知見を提供する。
- 10月22日(木)~ 23日(金):TNFD関連イベントへの出席・交流。グローバルな開示基準や自然関連リスク・機会に関する最新動向を把握・発信する。
- 10月24日(土)~ 28日(火):現地参加者向けブリーフィング(連日開催、時間・場所は調整中)。
- 10月26日(月)9:00 – 10:00:Data to Action Pavilion 主催プレゼンテーションイベント(登壇者:楠本ほか、プログラム参照: https://cop17pavilion.org/programme/)。
本記事は株式会社シンク・ネイチャーの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



