上場企業の大規模情報漏洩が過去最多ペース DX総合EXPOが動向レポートを発表
DX 総合EXPO 実行委員会は、上場企業における大規模な個人情報漏えい事故の増加を受け、2022年〜2026年の動向をまとめた緊急レポートを発表しました。2026年の上場企業およびその子会社における100万件以上の大規模個人情報漏洩事故は、10月5日時点で10件に達し、年間で過去最多だった2023年の8件を上回っています。これに伴い、11月に開催される展示会「DX 総合EXPO 2026 秋 東京」では、サイバー攻撃対策や情報漏洩防止に特化したソリューションが多数出展される予定です。
大規模漏洩事故が10件に達し過去最悪ペースに

株式会社東京商工リサーチ(TSR)が公表したデータによると、2026年の上場企業およびその子会社における100万件以上の個人情報漏洩事故は、10月5日時点ですでに10件に達しました。これは年間最多だった2023年の8件を上回る規模で、同社は「過去最悪ペース」「異常事態」と表現しています。

また、2026年に発生した100万件超の大規模漏洩10件のうち、9件は「外部からの不正アクセス・サイバー攻撃」が原因とされています。
生成AIや自動化技術の悪用リスクが背景に
大規模化の背景について、DX 総合EXPO 実行委員会は生成AIや自動化技術の普及がサイバー攻撃の高度化や効率化を後押しするリスクに注目しています。一般的に指摘されている悪用の懸念として、以下の3点が挙げられています。
- 攻撃の自動化・高速化:AIが企業のシステム構成や「セキュリティの穴」を24時間自動スキャンし、攻撃の試行回数が大幅に増えるおそれ
- 自然で巧妙な詐欺手法:生成AIで違和感のないフィッシングメールや偽画面を量産し、従業員からID/パスワード(認証情報)を容易に奪取できるリスク
- 攻撃コードの自動生成:AIの手口提案やコード生成により、認証情報を盗まれるリスクが高まり、攻撃の参入障壁が下がるとされる点
企業のデジタル化(DX)推進において防衛体制の構築が求められるなか、11月に幕張メッセで開催される「DX 総合EXPO 2026 秋」では、急速に高まるセキュリティ対策ニーズに対応するソリューションが出展される予定です。
会場では以下のような企業やサービスが出展します。
- KICK ZA ISSUE株式会社(製品:KICK OPS):情シス業務を全95項目代行するJaaS(情シス as a Service)
- PFUクオリティサービス株式会社(製品:データ消去サービス(ADEC認証対応)):機器回収から消去、証明書発行、リユース・廃棄まで対応するデータ消去支援
- 株式会社Colorkrew(製品:Colorkrew Govern):Claude・Copilot・Geminiなど企業向けAIツールのセキュリティリスク・一元管理サービス
- 株式会社Colorkrew(製品:Colorkrew Security):導入相談から24時間365日の監視体制構築・運用、インシデント対応までを支援する統合SOC・監視支援
- NTTインテグレーション株式会社(製品:Zscaler AI Security):シャドーAIを含む利用状況可視化や入力・アップロード制御を行うクラウド/AIセキュリティ
DX 総合EXPO 2026 秋 東京の開催概要
- 名称:DX 総合EXPO 2026 秋 東京
- 日時:2026/11/4(水)~11/6(金)各日10:00-17:00 ※セミナー会場のみ 9:10開場
- 開催場所:幕張メッセ 1〜3ホール
- 参加方法:事前登録制(参加費:無料)
- 併催:ビジネスイノベーション Japan /AI World 2026 秋 東京
- 公式URL:https://www.bizcrew.jp/expo/dx-tokyo
展示会ブランド「Bizcrew」を展開するエバーリッジ株式会社(代表取締役:石山 文彦、所在地:東京都港区高輪2-19-17 PMO高輪ゲートウェイ4階・5階)が運営に関わっています。
本記事はDX 総合EXPO 実行委員会およびエバーリッジ株式会社の発表をもとに作成しました。また、レポート内のデータは東京商工リサーチ「TSRデータインサイト」各年の「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2022年〜2025年)、および「上場企業『個人情報漏えい』、過去最悪ペース ~100万件以上、2026年はすでに10件の異常事態~」(2026年10月7日公表)に基づいています。
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