オプティム、OPTiM Bizをアップデートしファイル操作ログ取得に対応へ
株式会社オプティムは、MDM・PC管理サービス「OPTiM Biz」を、2026年10月18日にバージョン10.7へアップデートする。
今回のアップデートではWindows端末操作ログ取得機能を拡充し、新たにファイル操作ログの取得に対応する。退職や転職時の機密情報持ち出し、誤操作によるデータ消失など、端末を起点とした情報漏えい事故の兆候把握や事後の原因追跡の支援を目的としている。
背景にある相次ぐ情報漏えいと運用リスク
2026年10月に入り、企業や団体において情報漏えい事故が相次いで報告されている。外部からのサイバー攻撃に加え、従業員による退職時のデータ持ち出しや誤操作、設定ミス、退職者アカウントの削除漏れといった日々の端末・ID運用に起因する事故も少なくない状況がある。
さらに2027年度からは、サプライチェーン全体のセキュリティ対策を評価する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の運用が予定されている。加えて、ハイブリッドワークやリモートワークの定着により社外で利用されるPCが増加しており、社内ネットワークを前提とした従来型の管理では、分散した端末上でどのファイルがどこへコピー・移動されたかを継続的に把握することが困難となっていた。

バージョン10.7のWindows端末操作ログ取得機能では、指定した拡張子を対象に以下のファイル操作ログが取得可能となる。
- ファイル名変更ログ
- ファイル移動ログ
- ファイル削除ログ
- ファイルコピーログ
- ファイル上書き保存ログ
- ファイル作成ログ
本機能により、機密ファイルの大量コピーや移動といった通常と異なる操作をログから確認し、不正持ち出しの兆候を把握できる。万が一の事故発生時にもファイル単位で操作履歴を追跡して迅速な原因究明や影響範囲の特定が行えるほか、操作が記録されることによる内部不正の抑止や監査対応、社外からインターネットに接続する端末からのログ収集にも対応する。
OPTiM Biz Premiumとの連携と今後の展開
新機能は、OPTiM Bizを基盤とする情シス統合サービス「OPTiM Biz Premium」でも利用できる。同サービスではID管理(SSO)、SaaS管理、物品管理などを一つのサービスで運用できるため、退職者の発生時に端末上のファイル操作確認からSaaSアカウントの利用停止、貸与端末の回収状況確認までを行える。
また、オプティムはOSを安全な状態に保つための管理機能拡充にも取り組んでいる。Windows 10が2025年10月14日にサポートを終了したことを受け、端末ごとの更新状況の把握と更新プログラムの適用を支援する、Windowsの更新管理機能の拡充に向けた開発を進めているとしている。
株式会社オプティムの概要
- 商号:株式会社オプティム
- 上場市場:東京証券取引所プライム市場(証券コード:3694)
- 代表者:菅谷 俊二
- 設立:2000年6月
- 資本金:445百万円
- 東京本社(OPTiM TOKYO):東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
- 佐賀本店(OPTiM SAGA):佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
- URL:https://www.optim.co.jp/
本記事は株式会社オプティムの発表をもとに作成。
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