国際交流基金、公開シンポジウム奈良未来会議を11月13日に開催へ
独立行政法人国際交流基金(JF)は、公開シンポジウム「奈良未来会議」を2026年11月13日に奈良県コンベンションセンターで開催します。日豪友好協力基本条約(NARA条約)締結50周年の節目にあたる同年に、ゆかりの地である奈良へ「国際交流基金インド太平洋パートナーシッププログラム(JFIPP)」に参加した若手・中堅研究者ら80余名が集います。気候変動や経済安全保障といった地域共通の課題を取り上げ、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の将来像や地域協力の可能性について議論を展開します。
日豪ゆかりの奈良に研究者ら80余名が集結
会議は、JFが実施してきたJFIPPで培われた研究成果と国際的なネットワークをもとに開かれます。会場にはプログラムアドバイザーや協力機関関係者に加え、インド太平洋地域各国の若手・中堅研究者が集結する予定です。
外交・安全保障、経済、環境、レジリエンスといった多様な分野の知見を結集し、日本に期待される役割や地域協力のあり方に関する新たな提言を発信するとしています。参加フェローのリストは公開されています(https://jf-gp1.box.com/s/a7xx7p5st163q4cvfp8th5nkr7221zz9)。
各セッションの構成と登壇者
当日は主催者や来賓の挨拶に続き、キーノート・ディスカッション「自由で開かれたインド太平洋」の現状と課題が行われます。道傳愛子国際交流基金常勤理事がモデレーターを務め、京都大学大学院教授の中西寛氏、ブルッキングス研究所東アジア政策研究センター(CEAP)所長のミレヤ・ソリス氏、インド戦略防衛研究評議会ディレクターのハピモン・ジェイコブ氏がパネリストとして登壇します。
セッション1ではカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校教授の片田さおり氏をモデレーターに、「インド太平洋地域における日本の役割:外交、経済安全保障」をテーマに議論します。パネリストにはインド工科大学デリー校助教の池田恵理氏、デポール大学教授のキャサリン・イバタ・アレンズ氏、オブザーバー研究財団アソシエイトフェローのプラトナシュリー・バス氏、在フィリピン豪州大使館一等書記官のサム・ウェンドフェルト氏が参加します。
セッション2は「インド太平洋地域の共通課題:レジリエンス、環境問題」と題し、東西センターシニアマネージャーのグレッチェン・アルザー氏がモデレーターを務めます。デリー大学助教のロバート・ミゾ氏、一般社団法人Social Innovation Japan代表理事のルイスロビン敬氏、フィジー環境・気候変動省首席環境担当官のメレ・バイニマラマ氏、ニュージーランド・ウェリントン地域緊急事態管理局福祉部門マネージャーのフランツィスカ・ドーザー氏が登壇します。
総括セッションでは、スタンフォード大学ショレンスタイン・アジア太平洋研究センター(APARC)所長の筒井清輝氏らをプレゼンターに迎え、「自由で開かれたインド太平洋」~未来への提言と題して会議を総括します。
国際交流基金インド太平洋パートナーシッププログラムの概要
JFIPPは、インド太平洋地域におけるパートナーシップと知的ネットワークの構築を目的に、JFが2023年度から実施しているフェローシップ・プログラムです(事業開始年について元記事内に2024年および2023年度の双方の記載あり)。自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、地域全体の平和と安定・繁栄に寄与することを目指しています。
プログラムの枠組みとして、個人を対象とした「リサーチ・フェローシップ」、グループ型研修として実施される「ネットワーク・フェローシップ」、対話・人的交流プログラムとしての「日豪次世代対話交流事業(JADE)」が設けられています。
開催概要
- 事業名称:奈良未来会議:「自由で開かれたインド太平洋」のさらなる進化に向けて
- 開催日時:2026年11月13日(金)12時30分~17時15分
- 会場:奈良県コンベンションセンター 天平ホール(奈良県奈良市三条大路一丁目691-1)
- 参加方法:参加費無料、要事前申し込み
- 申し込みフォーム:https://forms.cloud.microsoft/r/Mpp9ExDeNz
- 事業概要:https://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/jfipp/naramirai/
- 主催:独立行政法人国際交流基金(JF)
- 後援:外務省、駐日オーストラリア大使館、奈良県、奈良市、毎日新聞社
本記事は独立行政法人国際交流基金の発表をもとに作成しました。

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