テックマイズ、2026年度五反田バレーアクセラレーションプログラムに採択
テックマイズ株式会社は、東京都品川区と一般社団法人五反田バレーが連携して実施する、2026年度「五反田バレーアクセラレーションプログラム」に採択された。

同社は本プログラムを通じ、熱エネルギー貯蔵(TES)システムを活用した新サービス「蓄冷ピークシフト」の実証実験および商業化に向けて取り組んでいくとしている。
採択の背景と冷蔵倉庫業界の課題
脱炭素化への取り組みが加速する中、企業には電気代の高騰リスクと災害による停電リスクへの対応が求められている。特に、安定した温度・品質管理が必要な冷蔵倉庫事業者にとって、エネルギーコストの削減とBCP(事業継続計画)対策の両立は急務となっている。
今回の採択について同社は、地域の産業活性化だけでなく、脱炭素や防災といった社会課題の解決に直結する取り組みが評価されたものと受け止めている。
蓄冷技術によるコスト削減とBCP対策
同社が提供する新サービス「蓄冷ピークシフト」は、PCM(潜熱蓄熱材:特定の温度で熱・冷気を吸収・放出する材料)とIoT自律制御技術を組み合わせ、既存の冷凍・冷蔵倉庫を冷気を蓄える仮想的な蓄電池へと変貌させるものだという。
電力単価が安価な時間帯に冷気を蓄え、電力ピーク時には冷凍機の稼働を制御することでピーク時間帯の電力使用量を削減する。さらに電力調達を「市場連動型」へ移行することによるコストカットも見込む。また、災害等による停電時でもPCMが蓄えた冷気により庫内温度を長時間維持し、食品等の在庫全損リスクを大幅に軽減するとしている。
代表取締役社長の新井 信帆は、蓄電池による電力貯蔵では成し得ない安全性とコスト効率の高い解決策を実現すべく、プログラムを通じて事業計画を磨き、一日でも早く社会に届けられるよう検証を進めるとしている。
採択されたプログラムの概要は以下の通りである。
- 名称:五反田バレーアクセラレーションプログラム
- 主催:品川区・一般社団法人五反田バレー
- 期間:2026年9月〜2027年3月
- 採択社数:20社(社会課題の解決を目指すスタートアップ)
- URL:https://shinagawa-startup.com/2026/
蓄冷サービスには大規模な設備は不要なため、中小規模から大型の冷蔵倉庫まで多様な規模への導入が可能としている。同社は現在、実証実験のパートナーを募集している。
- 会社名:テックマイズ株式会社
- 設立日:2026年8月13日
- 所在地:〒142-0053 東京都品川区中延6丁目5-20
- 代表者:代表取締役社長 新井 信帆
- 資本金:100万円
- 事業内容:IoT自律制御技術を活用した熱エネルギー貯蔵(TES)サービス「蓄冷ピークシフト」、太陽光発電事業、バイオマス発電事業、これらに関わる技術コンサルティング業
- URL:https://techmaiz.com
本記事はテックマイズ株式会社の発表をもとに作成。
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