Dellows News

青山商事とエム・ディー・エス、使用済みのぼり旗や懸垂幕の水平リサイクルを本格始動

青山商事株式会社とグループ会社の株式会社エム・ディー・エスは、店頭で役目を終えたのぼり旗や懸垂幕を回収し、再び同製品として再生する新たなリサイクルの仕組みを本格始動します。10月20日(火)の「リサイクルの日」を前に発表された取り組みで、従来は廃棄されていた販促物を水平リサイクルする循環スキームとなります。今回は他社の使用済み繊維製品をリサイクルしていますが、今後は自社の使用済みのぼり旗をリサイクルし活用していく方針です。

販促物の廃棄課題を受け衣類循環スキームを拡大

青山商事の販促物であるのぼり旗は約4か月に一度のペースで入れ替わり、使用できなくなったものは廃棄されていたため、資源の有効活用が課題となっていました。また、アパレル業界の衣類廃棄問題と重なり、環境負荷低減を求める社会の要望が高まっています。

こうした背景から、同社は衣類循環型の取り組み「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」で培った循環スキームを、衣類だけでなく店舗の販促物へと拡大することを決めました。全国の店舗に設置したリサイクリングBOX(廃繊維100%の環境配慮型素材を使用)を通じた衣類回収の取り組みは、第12回グッドライフアワード「環境大臣賞 優秀賞」を受賞しています。

既存物流の活用とCO2排出量約55%削減

使用済みのぼり旗や懸垂幕は、既存の物流に同梱して回収することで輸送時の環境負荷を抑制します。回収された製品は、株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパンによってペレット化され、「再生糸」として新しいのぼり生地へ再資源化されます。

このスキームにより、新たな糸の生産までのCO2排出量を従来比で約55%削減しました。

特例子会社「青山ストーリー」との連携による分別作業

リサイクルにおける障壁となる金具などのハトメの分別は、青山商事グループの特例子会社である株式会社青山ストーリーの従業員が手作業で除去します。

2025年に設立された青山ストーリーは、福山本社での事務サポートや社内便の仕分け、福山市内店舗での清掃・品出し業務などを担っています。今回の取り組みにより業務の幅を広げ、ハトメ除去作業にも携わることで、環境負荷低減と多様な人材の活躍の両立を図ります。

関係各社の概要

  • 青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:遠藤 泰三)
  • 株式会社エム・ディー・エス(本社:岡山県井原市/代表取締役:前金 佳克):青山商事グループのビジネスウェア事業において、店内外の演出物の企画・制作を担当
  • 株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパン:繊維製品のリサイクル技術を持ち、回収したポリエステル製衣類の再資源化などを担当(企業ページ:https://www.ecolog.co.jp/)
  • 株式会社青山ストーリー:青山商事グループの特例子会社

本記事は青山商事株式会社および株式会社エム・ディー・エスの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間