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ランディット、兵庫県の観光地DX事業に採択 AIカメラで混雑可視化や需要予測へ

モビリティインフラ事業を手掛けるランディット株式会社は、兵庫県が実施する「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト2026」において、採択事業者に選定されました。対象となるのは、兵庫県 観光振興課・豊岡市 出石振興局が提示した課題「混雑可視化とAI需要予測で進化する観光地DX」です。同社は全国27.3万ヶ所の駐車場・遊休地データやAIカメラ技術を活かし、兵庫県や豊岡市と協議しながら実証計画を具体化していく方針です。

但馬地域における観光交通の課題と背景

但馬地域では休日の移動の約8割を自家用車が占めており、但馬最大の温泉地である城崎温泉や、城下町として知られる出石では、多くの観光客にとって駐車場が観光の入口となっています。兵庫県・但馬3市2町が策定した但馬地域公共交通計画でも、観光資源の点在や季節による需要の変動を課題として、交通拠点からの二次交通の充実が掲げられています。

一方で、観光客の利用交通手段や、どの駐車場に何分滞在したかといった情報は、混雑緩和の検討に重要であるものの、データとして把握しにくい状況がありました。ランディットにとって、自治体との協働は名古屋市「Hatch Technology NAGOYA 2026」での実証に続くものであり、観光地を対象とした取り組みは今回が初めてとなります。

採択された課題の内容

今回採択された課題の詳細は以下の通りです。

  • 課題名:混雑可視化とAI需要予測で進化する観光地DX(地域活性化)
  • 課題提示:兵庫県 観光振興課・豊岡市 出石振興局
  • 小テーマ:AIによる観光需要・混雑の将来予測、観光地の駐車場などの混雑状況の可視化
  • 採択事業者:ランディット株式会社(東京都新宿区)

実証に向けた取り組みと今後の展開

ランディットは、提示された2つの小テーマに対して技術や知見を活用して取り組みます。

混雑状況の可視化に向けては、AIカメラを用いて駐車場の入出庫や満空をリアルタイムに計測します。導入される駐車場管理システム「AIMO Parking(アイモパーキング)」は、駐車場運営会社や商業施設ですでに商用稼働しており、観光地や大規模イベントでの管理実績を有しています。

AIによる将来予測では、駐車場で取得したデータを人流データや観光統計と掛け合わせ、混雑の予測モデルを構築します。予約・決済サービス「PIT PORT(ピットポート)」による事前の需要把握や、名古屋市の実証で取り組む混雑予測の知見も生かされます。具体的な実証の対象や内容は、兵庫県や豊岡市と協議のうえ決定される予定です。

成果について同社は、同様の課題を抱える兵庫県内の市町をはじめ、全国の観光地へと展開していく考えを示しています。

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、兵庫県内の社会課題をスタートアップ等の技術で解決し、成果を県内外の市町へ横展開することを目指す事業です。2026年度は自治体が提示する課題に対して解決策を募る「行政課題提示枠」(単一型8テーマ・複合型2テーマ)と「スタートアップ提案枠」が設けられ、選定されたプロジェクトの実証費用の一部を兵庫県が負担します。

  • 主催:兵庫県
  • 運営:株式会社eiicon
  • 公式サイト:https://hyogo-tech.eiicon.net/

ランディット株式会社は、衛星、IoT、AI、データを組み合わせて都市空間の課題に取り組むスタートアップ企業です。

  • 代表者:代表取締役 藤林 謙太
  • 本社:〒163-0440 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング 40F
  • 関西支社:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-12-12 東京建物梅田ビル 12F
  • 九州支社:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-10-10 天神ビジネスセンターⅡ 4F
  • URL:https://landit.co.jp/

本記事はランディット株式会社の発表をもとに作成されています。

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