オービーシステムと大阪大学の共著論文が国際会議APSEC 2026に採択
大阪市中央区に本社を置く株式会社オービーシステム(代表取締役社長:豊田利雄)と、大阪大学大学院情報科学研究科ソフトウェア設計学講座による共著論文が、国際会議「第33回アジア太平洋ソフトウェア工学会議(APSEC 2026)」に採択された。
本研究は、国立大学法人大阪大学共創機構の「未来社会共創コンソーシアム制度(※1)」を活用し、2025年10月より共同で実施した「生成AIを用いた要件定義書レビュー支援に関する実証的研究(※2)」の研究成果となる。
採択された論文の概要
採択された論文および発表の詳細は以下の通りである。
- 論文題目:An LLM-Assisted Method for Completeness Review of Software Requirements Specifications Using Related Artifacts(関連成果物を用いたLLM支援型要件定義書の完全性レビュー)
- 著者:大阪大学情報科学研究科、株式会社オービーシステム
- 発表会議:第33回アジア太平洋ソフトウェア工学会議(APSEC 2026)
- URL:https://conf.researchr.org/home/apsec-2026
- 開催日:2026年12月7日~2026年12月10日
- 開催地:インドネシア、バリ
実証研究の内容と成果
本研究では、株式会社オービーシステム社内のパッケージ製品の開発工程における実証研究を通じて、要件定義書と関連資料等の整合性確認方法に着目した。生成AIを用いて要件の抽出・対応付けを自動化するレビュー支援手法を立案し検証した。
その結果、従来の人手による確認では見落とされがちだった欠落要件や根拠不明要件を、高い精度で検出できることを確認したとしている。
なお、要件定義書とは、システム開発の依頼者の要求をもとに、それを実現するためにシステムに必要な機能や条件を定めてまとめた文書であり、システム開発の上流工程で作成される。
未来社会共創コンソーシアム制度の活用
今回の取り組みで活用された「未来社会共創コンソーシアム」は、大阪大学と産業界との共創を通して、将来の新たな社会的・学術的価値及びビジネスを社会に提供するための仕組みである。企業が取り組む課題をベースに、社会課題の全体像の把握と本質的な問い立てを共に考え、解決のための取組みを共創する制度と位置付けられている。
株式会社オービーシステムは、生成AIを活用した付加価値創造の取組みに新たな気づきを得る狙いでこの制度を活用している。
本記事は株式会社オービーシステムの発表をもとに作成。
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