Webアプリ「みんなで作ろう!ながさきごみゼロマップ」の利用開始、ごみゼロマップで長崎をきれいに
一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、2025年1月14日からWebアプリ「みんなで作ろう!ながさきごみゼロマップ」でのクーポンの取得と利用を開始する。このアプリは、長崎市内のごみが集まる場所を可視化し、市民の意識や行動の変化を促すことを目的としている。
海洋ごみの多くは街から流出しており、観光地が多く、全国で2番目に長い海岸線を持つ長崎でも、ポイ捨てによる海の景観の悪化が問題となっている。このアプリでは、ごみの写真を投稿したり、指定のごみステーションでごみを捨てたりすることでポイントを獲得でき、500ポイントごとに500円分のクーポンを獲得できる。獲得したクーポンは、ジョイフルサン各店、浜屋百貨店本館、フィッシングショップ オガワ、旬彩 ながやなどの加盟店で利用可能だ。
この活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されている。CHANGE FOR THE BLUEは、県民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、社会全体の意識を向上させることを目標に、2018年11月から推進されているプロジェクトである。
一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、「海洋ごみ問題」について認知を広め、県民一人ひとりが身近な問題として捉えることを目指している。全国2位の海岸線の長さを誇る長崎県では、様々な海洋ごみが流れ着いており、自治体や地元企業、学校などと連携し、「海洋ごみ撲滅」と次の世代にキレイな長崎の海を引き継ぐための啓蒙活動を県全体の関心事となるよう広めていく方針だ。