オーロラ・エナジー・リサーチ、住友商事の福島県浪江町蓄電所PFに市場レポート提供
電力市場分析を手がけるAurora Energy Research株式会社は、住友商事株式会社が福島県浪江町で開発する系統用蓄電所のプロジェクトファイナンス組成にあたり、電力市場に関するマーケットレポートを提供しました。この事業は、蓄電アセットを保有する住友商事100パーセント子会社のBSホールディングス株式会社を通じて進められています。国内主要金融機関によるプロジェクトファイナンスの組成を経て建設工事が開始され、2029年の商業運転開始を予定しています。
浪江町で出力62メガワットの系統用蓄電所を開発
開発される系統用蓄電所は、出力62メガワット、蓄電容量291メガワット時の規模となります。同事業は、再生可能エネルギーや蓄電池などの脱炭素電源への新規投資を促進するため、事業者が長期的な収入の見通しを確保できるようにする日本政府主導の入札制度「長期脱炭素電源オークション」において、2024年に開始された枠組みで採択された案件です。
再生可能エネルギーの普及と蓄電所への期待
太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーは、天候などの自然条件によって発電量が変動する特性があります。東北エリアでは再生可能エネルギーの導入拡大が進む一方で、電力供給量が需要量を上回る時間帯には出力制御が行われる場合があることから、課題への対応策として蓄電池を活用した需給調整機能への期待が高まっています。
独自の市場モデルを活用した分析を提供
Aurora Energy Research株式会社が提供したマーケットレポートは、独自の電力市場モデルによる日本の電力市場分析に基づいています。同社は世界10地域以上で詳細な市場モデルを構築し、マーケットアドバイザーとして電力会社や事業会社、金融機関などに分析を提供しています。日本国内においては専属チームが、電力市場の長期見通しや再エネ・蓄電池の経済性分析、出力制御見通しなどをテーマにリサーチやコンサルティング、ソフトウェアを展開しており、今後も定量分析を通じて日本の蓄電池事業および電力・エネルギー市場の発展に貢献する姿勢を示しています。
会社概要
- 会社名: Aurora Energy Research株式会社
- 設立経緯: 2013年に英国オックスフォード大学の経済学者らが設立
- 拠点・規模: 世界17拠点、1,000名を超える専門家が所属(日本拠点は2023年に開設)
- 所在地: 東京都中央区築地2丁目1番4号 銀座PREX East 3階
- 事業内容: 電力市場分析に特化したリサーチ、コンサルティング、ソフトウェアの提供
- 問い合わせ先: TEL 090-1490-1406 / Email insightsapac@auroraer.com
本記事はAurora Energy Research株式会社の発表をもとに作成されています。
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