クロスウイングがCrosswing AIコンダクターを発売 補助金対象にも登録
株式会社クロスウイングは2026年9月24日、中小企業向けソフトウェア「Crosswing AIコンダクター」の販売を開始した。本製品は、会社が決めたルールの範囲で動き、結果を決めた社内の届け先にだけ届ける社内型の業務AIエージェントである。2026年10月5日付で、デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)の対象ITツールにも登録されている。
顧客情報の保護と指示の統一を実現
生成AIをチャットで業務に使う場合、顧客情報を含むデータはそのまま渡せず手作業で消すなどの手間が発生するほか、指示が担当者ごとに異なるといった課題があった。本製品では、社内のルールや業務の決めごとをAIへの指示として会社に残し、毎回その指示を読んでから業務データを処理する。

顧客の氏名や連絡先を含むデータについても、AIに渡す前に氏名・電話番号・メールアドレスを伏せ、伏せ漏れを検知した場合は送信を停止する仕組みを備える。処理結果は社内で元の氏名に戻して届ける。また、どの業務をどの決まりで動かし、結果を誰に届けているかの履歴を記録で確認できるほか、社員が社内チャットからAIに指示や質問を行うことも可能となっている(利用は任意)。


本製品ではAIへの指示を「命令」と呼び、版ごとに会社の保管庫(命令ストア)へ保存する。実行ごとに、どの版で動いたか、成功か中止かが記録される。
命令や記録を会社に残す仕組みは、AIモデルを導入企業のデータで学習させるものではない。利用する生成AIサービスは、入力データが学習に利用されない契約条件のものに限定される。
選べる業務と柔軟な導入支援
最初に任せる業務は「受信メールの要約・整形」と「複数の表の突合・未記入の検知」の2種類から選択し、導入後に1つずつ追加できる形式となっている。既存の業務システムやファイルは変更せずに利用可能だ。
導入形態としては、既存の1業務を1か月から動かして試す方法のほか、2026年9月17日に発表された業務選定から運用定着まで伴走する「AI業務組み込み支援」(13週間)を通じた導入、公開価格による製品単体での導入が用意されている。また、デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)の対象ITツールに登録されており、補助金を申請しての導入にも対応する。
会社概要
株式会社クロスウイングは、中小企業向けにDX・業務改革支援やAI活用支援などを手掛ける企業。同社とグループの印刷会社(社員25名)では、2026年8月時点で社内のAI運用全体において49の仕事をAIに任せており、本製品や支援事業はその社内運用をもとに開発された。同社は2026年9月にデジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)のIT導入支援事業者に採択されている(登録番号: ITP07-0005873)。
- 会社名: 株式会社クロスウイング
- 所在地: 〒534-0027 大阪市都島区中野町2-12-2
- 代表: 保田 和彦
- 設立: 2012年12月
- 事業内容: DX・業務改革支援 / AI活用支援 / システム開発・クラウド構築 / セキュリティ対策
- URL: https://www.cross-wing.co.jp/
本記事は株式会社クロスウイングの発表をもとに作成。
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