丸文とフレンドリーテック、AIロボKebbi向けに新機能2種をリリース
株式会社eiiconが埼玉県より受託・運営するオープンイノベーションプログラム「Canvas」の伴走支援のもと、丸文株式会社と株式会社フレンドリーテックの共創プロジェクトから、AIコミュニケーションロボット「Kebbi(ケビー)」の新たな機能として「ケビートーク」と「ケビーリモコン」がリリースされました。2025年度の同プログラムに採択された本プロジェクトでは、丸文が取り扱うロボットにフレンドリーテックのAI技術を組み合わせ、介護現場の人材不足などの課題解決に取り組んできました。今後は介護に加え、教育など幅広い市場への展開を目指しています。
割り込み会話やRAGに対応する専用対話ソリューション「ケビートーク」
ケビートークは、Kebbi本体に搭載して使用する専用の対話ソリューションです。人手不足の解消やコミュニケーション促進に向けて会話型ロボットへの期待が高まる一方、従来のロボット対話には応答時間の長さや発話中に割り込めないといった課題がありました。
本機能は、ロボットの発話中であっても利用者が言葉を挟める「割り込み会話」に対応し、素早いレスポンスを実現しています。PC、スマートフォン、タブレットのブラウザからロボットの役割(プロンプト)や話し方、FAQを簡単に設定できるほか、社内マニュアルなどの登録資料に基づく回答が可能となるRAG(検索拡張生成)との連携や、英語などの多言語サポート、会話内容に応じた表情やジェスチャーとの連動機能も備えています。専用サーバーやプライベート環境での構築・運用(別途個別開発が必要)にも対応可能です。対話音声の録音・保存に対応しており、今後はAIによる文字起こしや要約、対話内容の傾向分析などの機能拡張が予定されています。
介護・福祉における傾聴や見守り支援のほか、教育・発達支援での対話補助、商業施設や行政窓口での多言語案内など、多様なシーンでの活用が見込まれています。
離れた場所から操作できるスマホアプリ「ケビーリモコン」
ケビーリモコンは、スマートフォンから離れた場所にあるKebbiを操作できるiOSおよびAndroid端末対応のアプリです。介護施設などにおいて、本体に直接付き添って操作する必要があった従来の課題に対し、スタッフが手を止めずにレクリエーションや見守りを行える環境の実現を目指しています。
ナースステーションや事務所などの離れた場所からでも、ワンタップでダンスショーやランダムダンスを実行させて場を盛り上げられるほか、スタッフの進行なしで入居者が楽しめるランダムクイズ、自然な対話を起動する会話、安らぎの空間づくりを行うヒーリングミュージック、体操などの運動を促すエクササイズゲームといったプログラムを手元でコントロールできます。
埼玉県のオープンイノベーションプログラム「Canvas」から誕生
本プロジェクトは、埼玉県が推進するイノベーション創出拠点「渋沢MIX」のオープンイノベーションプログラム「Canvas」における共創テーマ「AIコミュニケーションロボと対話型AI技術による新たなサービスの創出」として進められてきた取り組みです。



丸文は2024年3月に台湾のNUWA Robotics Corp.と資本提携を行い、NUWA ロボティクスJAPAN 株式会社と販売代理店契約を締結してKebbiの取り扱いを開始しており、介護・医療市場向けには一部例外を除き独占的に販売を行っています。
関連組織の概要

- 丸文株式会社
所在地:東京都中央区 URL:https://www.marubun.co.jp/
- 株式会社フレンドリーテック
所在地:埼玉県さいたま市 URL:https://www.friendlytech.jp/
- 株式会社eiicon
代表者:代表取締役社長 中村 亜由子 設立日:2023年4月3日 本社:東京都港区虎ノ門3丁目4-7 虎ノ門36森ビル2階 事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど URL:https://corp.eiicon.net/
本記事は株式会社eiiconの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



