STATION Aiのスタートアップ拠点施設が2026年度グッドデザイン賞を受賞
ソフトバンク株式会社の子会社であるSTATION Ai株式会社が運営するオープンイノベーション拠点「STATION Ai」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
同施設はスタートアップとパートナー企業などが出会い、事業やサービスを共につくりながら新たな価値を生み出す拠点として建設されました。人や企業のつながりを育むことを重視し、フロアを連続させた空間や活動の様子が見える吹き抜けなどを取り入れた建築となっています。
2026年度グッドデザイン賞を受賞
今回の受賞では、STATION Ai株式会社、株式会社石本建築事務所、有限会社タイプ・エービーの3社が受賞者となっています。受賞カテゴリーは「公共空間/土木/景観」で、受賞対象名はスタートアップ拠点施設「STATION Ai」です。


審査委員の評価コメントでは、コミュニケーションが取りやすい建築計画とともに、アートを取り込むことで新しいインキュベーション環境をつくろうとしている姿勢が評価されました。また、施設内で生まれた知の集積が周辺企業や施設と連携し、エリアの価値向上に寄与する未来への期待も示されています。
受賞の概要は以下の通りです。
- 受賞年度:2026年度
- 受賞内容:グッドデザイン賞
- 受賞対象名:スタートアップ拠点施設「STATION Ai」
- 受賞者:STATION Ai株式会社、株式会社石本建築事務所、有限会社タイプ・エービー
- 受賞カテゴリー:公共空間/土木/景観
- 主催:公益財団法人日本デザイン振興会
- 受賞紹介ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/39394?text=STATION+Ai&years=2026

建築デザインのコンセプト「Autonomous City 進化を続ける街」
「STATION Ai」は「Autonomous City(自律的に進化する街)」を建築デザインのコンセプトに掲げています。人やアイデアが交差し、利用者とともに成長し続ける街のような空間を目指して建設されました。

館内はスロープやスキップフロアで各階をつなぎ、間仕切りを減らすことで人と人が自然に出会えるよう工夫されています。カフェ・レストランやホール、アート、オフィスなどの異なる機能が連続して配置されており、壁や床、天井で明確に区切らない空間構成が特徴です。

また、活動に合わせて使い方を変えられる空間や自由度の高い家具を配置し、ブランドカラーである「7色の虹(Rainbow color)」を家具やファブリックに取り入れています。利用者が自ら考え、手を加えられる余地を残した設計となっています。
鶴舞公園との連続性と地域への展開
施設は鶴舞公園から訪れる人々を迎えるテラスや、立体的に配置した植栽を備え、公園と建物が連続する景観を形成しています。建物単体で完結せず、地域の歴史や景観との関係を考慮した街づくりの視点が取り入れられています。
関係者からもコメントが寄せられており、設計・監理を手掛けた株式会社石本建築事務所は、スパイラル状に連続するフロアによって人や機能が緩やかにつながり、利用者の活動や成長に合わせて変化し続けられる環境を実現したとしています。デザイン監修を務めた名古屋工業大学大学院 建築・デザイン分野 准教授 博士(芸術工学)の伊藤 孝紀氏は、多様な人々が集い偶然の出会いや交流から新たな価値が生まれる場所を目指したと言及しています。
また、STATION Ai株式会社経営企画部 部長の有賀 啓佑氏は、「施設を利用する皆さまとともに進化し続けることが『STATION Ai』の真の価値だと考えています」とコメントしています。
STATION Aiの概要
「STATION Ai」は、スタートアップ企業の創出・育成およびオープンイノベーションの促進を目的に各種支援サービスを提供しています。
- 所在地:名古屋市昭和区
- 参画状況:1,100社を超える国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、ベンチャーキャピタル(VC)などの支援機関、大学
- 支援内容:オフィス環境の提供、勉強会、メンタリング、スタートアップ同士のマッチング、各種課題解決プログラム
本記事はSTATION Ai株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



