公共訴訟を市民にひらくプラットフォーム「CALL4」が2026年度グッドデザイン賞を受賞
公共訴訟支援のCALL4が2026年度グッドデザイン賞を受賞 審査委員セレクションにも選出 CATEGORY: ビジネス
公共訴訟を支援する日本初(※1)のウェブプラットフォーム「CALL4」を運営する認定特定非営利活動法人CALL4が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。
あわせて、全受賞対象の中から審査委員が特に印象に残った対象を選ぶ「GOOD DESIGN Marunouchi『私の選んだ一品 2026』」にも選出されています。司法を専門家だけの領域にとどめず、市民が知り、考え、寄付や傍聴などを通じて関与できる回路を多面的に設計した点が評価されました。
市民が司法に関わる回路を多面的にデザイン
CALL4は、専門的で縁遠いと受け止められがちな司法の領域に対し、ウェブプラットフォームの運営を軸としています。訴訟資料の公開をはじめ、ストーリーやマンガ、Podcastなどのメディア配信、裁判傍聴ツアーやフェスといったオフラインイベントを組み合わせ、市民が主体的にアクセスできる環境づくりを進めてきました。
クラウドファンディングを通じて市民の寄付を原告や弁護団の活動費として届ける仕組みも備えており、審査委員からは、市民を単なる情報の受け手ではなく司法に関わる主体として位置づけ、参加のデザインへと拡張した取り組みである点などが評価されました。共同代表理事でクリエイティブディレクターの丸山央里絵氏は、会話が生まれるデザインを重視してきたとし、「これを励みに、今後も司法をひらく取り組みを広げてまいります」とコメントしています。
支援実績とこれまでの成果
公共訴訟では、原告や弁護団が時間的・経済的な負担を抱え、国などの相手方とのリソース格差のなかで活動せざるを得ない構造が存在していました。CALL4は、市民による支援の仕組みを構築することで、当事者が一人で負担を背負う状況を変えることを目指して設立されました。
これまでの主な成果は以下の通りです。
- 取り扱いケース総数:95件(2026年7月15日時点)
- ケースへの総寄付件数:17,258件(2026年5月末時点)
- 総寄付額:1.3億円超(2026年5月末時点)
掲載された公共訴訟からは、2022年の「海外でも国民審査を」訴訟や、2024年の「優生保護法に奪われた人生を取り戻す」訴訟など、最高裁判所による法令違憲判決も生まれています。
関連イベントでの展示予定
受賞に伴い、関連する展示イベントにおいてCALL4の活動が紹介されます。
- GOOD DESIGN EXHIBITION 2026(2026年度 グッドデザイン受賞展)
会期:2026年10月31日(土)〜11月4日(水) 会場:東京ミッドタウン
- 私の選んだ一品 2026 グッドデザイン賞 審査委員セレクション(第3期)
会期:2026年11月15日(日)〜11月29日(日) 会場:GOOD DESIGN Marunouchi

運営団体の概要
- 団体名:認定特定非営利活動法人CALL4
- 所在地:東京都中央区
- 共同代表理事:谷口太規・丸山央里絵
- 受賞対象名:司法を通じた市民のエンパワーメント CALL4
- 受賞対象ウェブサイト:https://www.call4.jp
- 応募カテゴリー:一般・公共向け取り組み・活動

※1 日本国内における「公共訴訟支援に特化したウェブ支援プラットフォーム」として、2019年9月に弁護士による見解など自社調査した結果
本記事は認定特定非営利活動法人CALL4の発表をもとに作成されています。
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