光がテーマのインスタレーション展「光をほどいて、編む」、六本木で開催中
株式会社The Chain Museumが運営する六本木のギャラリー「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」にて、2025年1月7日から1月25日まで、8名の作家によるグループ展「光をほどいて、編む」が開催されている。
本展は「光」をテーマに、市川大翔、井村一登、遠藤純一郎、カワニシユウキ、高野慎太郎、後藤宙、ハヤシカイト、米村竜光の8名が作品を展示。普段は異なる分野で活動する彼らが、偶然のきっかけで出会い、プリズムが光を分光、集光するように作品を紡ぎ出した。
人類は太古から太陽や月、星々の光を頼りに生活し、やがて火を扱うことを覚え、人工光を生み出した。さらに科学の発展により、光の波長を操り、可視光から不可視光まで様々に活用できるようになった。本展では、そうした「光」をほどき、新たな形で編み直した「光の記憶」を鑑賞できる。
会場の「アートかビーフンか白厨」は、The Chain Museumがプロデュースする台湾料理が楽しめるアートギャラリー。再開発で取り壊しが決まった雑居ビルで毎月企画展を開催している。ギャラリー空間での作品鑑賞はもちろん、飲食スペースで食事をしながらアートを楽しむこともできる。