髙島織物が斉藤上太郎氏とのコラボ着物を発表、創業111周年で3都市展示へ
京都・西陣で帯の製造や販売を手がける株式会社髙島織物は、着物デザイナーの斉藤上太郎氏とコラボレーションした新作着物「柳更紗に斜めストライプ」を発表しました。創業111周年を記念した取り組みの一環で、柳をモチーフにした草花柄と欧風のリリーフ文様に斜めのストライプを組み合わせた無地小紋です。同作は今後、京都、広島、福岡の3会場で開催される「髙島織物 新作発表会」で披露される予定です。
現代のファッション性を追求する背景
日本の伝統文化を象徴する着物において、現代のライフスタイルに合わせた着こなしやデザインが求められる状況があります。矢野経済研究所が2026年4月に公表した調査によると、2025年の国内呉服小売市場規模は2,030億円、前年比95.8%で、2026年は1,950億円と予測されるなど市場環境は厳しさを増しています。伝統技術の継承に加え、現代的な意匠やファッション性を取り入れて着用機会の創出を図る姿勢が背景にあります。

斉藤上太郎氏とのコラボレーション新作
1915年(大正4年)創業の同社は、2026年の創業111周年に向けて「伝統は、革新になる。」というテーマを掲げています。発表された「柳更紗に斜めストライプ」は、草花柄と欧風のリリーフ文様の地紋柄に斜めのストライプを配置した無地小紋です。ストライプによる柄の切り替えや昼夜反転の色の対比を取り入れ、レッド、ブルー、モスグリーン、マスタード、ベージュの全5配色が用意されます。
多彩な新作コレクションと体験企画
新作発表会では、斉藤上太郎氏とのコラボレーション着物のほか、京都の染色工房との共創による「アートユニ×髙島織物」や、「髙島織物 新作帯」、「Y.S style collection」なども展示されます。あわせて、西陣織の帯地を使った「帯留作り体験会」も予定されています。
新作発表会の開催概要
新作発表会は東京会場(2026年10月2日~4日)での開催を終えており、今後は以下の日程と会場で順次開かれます。
- 京都会場:2026年11月13日(金)~15日(日)10:00~18:00、百代織染館
- 広島会場:2026年12月19日(土)~21日(月)10:00~18:00、シャレオ紙屋町スイング
- 福岡会場:2027年2月20日(土)~22日(月)、西鉄イン福岡 Aホール
株式会社髙島織物の概要
- 創業:1915年(大正4年)
- 代表者:代表取締役社長 中須賀 賢一
- 所在地:〒603-8225 京都市北区紫野南舟岡町5番地
- 事業内容:西陣織・帯の製造、販売
- 公式サイト:https://www.takashimaorimono.co.jp/
本記事は株式会社髙島織物の発表および矢野経済研究所の調査情報をもとに作成しました。
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